レイブンズQBジャクソンがブロンコス戦で膝を捻挫
2022年12月05日(月) 08:55現地4日(日)、ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがデンバー・ブロンコス戦の第1クオーターで膝を負傷した後、試合から除外された。
ジャクソンのケガは初期検査で膝の捻挫と診断されているが、重症度を判断するために月曜日にMRIなどの検査を受けることになっていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは試合後の記者会見で「シーズン終了になるようなタイプの膝(のケガ)ではない」と報道陣に明かした。「明日、さらなる検査を受けてからどのくらいかかりそうかお知らせする。今は分からない。うまくいけば明日の午後には何かしらお伝えできるかもしれない。間違いなく、水曜日にはもっと明確な情報を伝えられるはずだ。だが、それは数字の話になるだろう。数日か数週間か、どうなるか見てみよう。今週中に戻れるかどうかもね。もしそうならなかったとしても、彼はその後すぐに戻ってくるはずだ」
ジャクソンは離脱した時点でパスを3回成功させて11ヤードを記録し、ランでも9ヤードを稼いでいた。ジャクソンの代役を務めたQBタイラー・ハントリーはレイブンズが3対0で負けている状況から出場している。
昨季、4試合に先発出場した優秀なバックアップであるハントリーは、リリーフとして出場したこの試合でパス32回中27回を成功させた。1回のインターセプトを喫したものの、最終的には試合終了まで28秒の時点で決勝点となる2ヤードのタッチダウンランを決め、チームを10対9の勝利に導いている。これにより、レイブンズの戦績は8勝4敗となった。
ジャクソンはここ数週間でさまざまなケガに悩まされている。シーズン第12週の故障者レポートに股関節の負傷として名前が記載されていたジャクソンは、今回の試合に向けた練習で大腿四頭筋の問題に悩まされていた。そして、今度は膝の捻挫を乗り越えなければならなくなっている。
ジャクソンの復帰にどれほど時間がかかっても、ハントリーがレイブンズのオフェンスを引っ張っていくはずだ。
【RA】