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ラムズQBスタッフォードは脊髄損傷でシーズン終了の見込み

2022年12月05日(月) 12:54

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Chris O'Meara】

現地3日(土)に故障者リザーブ(IR)に置かれたことで、ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが少なくとも4試合に欠場することは確定していた。しかし、ラムズがシアトル・シーホークスに27対33で敗れた後にヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイが語った内容によれば、スタッフォードは脊髄(せきずい)挫傷で今季の残るすべてを欠場することになりそうだ。

スタッフォードの首の問題が今も足のしびれにつながっていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日の朝に報じた。ラポポートは複数の情報筋から、ラムズが現在の戦績を踏まえてフランチャイズQBのシーズンを終わらせることは、当初はなかったと聞いたという。

しかしながら、負傷した場所を考えれば、最大限の注意を払うことには意義があるだろう。ラムズが今季3勝9敗となった今は特にそうだ。

スタッフォードは今季9試合に先発したものの、良い波に乗れずに苦しんできた。これまでにスタッフォードが2,087パスヤード、タッチダウン10回、インターセプト8回をマークする中、ラムズは得点と獲得ヤードの両方でリーグの下位5チームに入っている。

うまくいっていない一因は、2022年シーズンにケガに見舞われていることにあるかもしれない。スタッフォードは首の負傷でIRに登録される前に、脳しんとうプロトコルに2度置かれている。また、オフシーズンの間は肘に問題を抱えていた。

シーズン終了の見込みとなった今、スタッフォードは健康状態を取り戻し、スーパーボウルチャンピオンのシーズンが失われたものとなってしまった原因を解明することに集中していくだろう。

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