2022年シーズン終盤戦でダラス・カウボーイズに増援がやってくる。

足をケガして故障者リザーブ（IR）にいたワイドレシーバー（WR）ジェームズ・ワシントンがアクティブ登録され、ヒューストン・テキサンズとのホームゲームに出場予定だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報を伝えている。

カウボーイズのヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーは現地9日（金）、この1週間全ての練習に参加してきたワシントンが“準備OK”の状態だと示唆していた。ワシントンが加わるのは過去5週で1試合平均39.8点を挙げてきたオフェンスで、彼にとってはカウボーイズでのデビュー戦で皆をあっと言わせるチャンスだ。

26歳のワシントンはトレーニングキャンプ序盤に足を痛めてしまい、8月1日（月）の時点で回復に6から10週間が必要とされていた。ダラスはオフシーズンに彼と1年契約を交わしており、アマリ・クーパーとセドリック・ウィルソンを失ったWR陣を完成させる鍵となることを期待していた。

ワシントンと、シーズン最初の3試合を欠場したマイケル・ガラップに代わって頭角を現したのはノア・ブラウンだった。ブラウンの399レシーブヤード（レシーブ30回、タッチダウン1回）という今季の成績はチームで2位となっており、ワシントンもクオーターバック（QB）ダック・プレスコットのナンバー3オプションとしてワイドアウトで同様の役割を果たすことを考えているはずだ。

2018年にピッツバーグ・スティーラーズから2巡目指名を受けたワシントンは、これまで4年間のNFLシーズンでレシーブ114回、1,629ヤードとタッチダウン11回を記録している。テキサス生まれの彼はカウボーイズでのデビューまで忍耐を強いられたが、チームが再びプレーオフ進出に向けて突き進む中でシーズン終盤にインパクトを与える好機を得た。

9勝3敗のカウボーイズはホームで1勝10敗1分のテキサンズと対戦する。キックオフは日曜日の東部時間13時【日本時間12日（月）3時】の予定だ。

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