トラビス・ケルシーの輝かしい2022年シーズンが新たなマイルストーンに到達している。

現地11日（日）に実施されているデンバー・ブロンコス戦で、カンザスシティ・チーフスのスター選手であるケルシーが1万レシーブヤードを達成したNFL史上5人目のタイトエンド（TE）となった。しかも、ケルシーはその偉業を史上最速で成し遂げている。

ケルシーは第1クオーターに38ヤードのキャッチを決めて1万ヤードを突破した。

ケルシーはわずか140試合目でこの記録を達成し、177試合目で1万ヤードに到達した殿堂入り選手であるトニー・ゴンザレスの記録を塗り替えている。そして、タイトエンドとしてリーグ最多の1万5,127ヤードを記録したゴンザレスの他、シャノン・シャープやアントニオ・ゲイツ、ジェイソン・ウィッテンといった1万ヤード超えを達成したタイトエンドの仲間に加わることになった。

シーズン第14週を迎えるにあたり、ケルシーが1万ヤードに到達するために必要なのはわずか26ヤードだった。

シーズン序盤、ケルシーはロブ・グロンコウスキーの記録を破ってタイトエンドとして最多の100ヤードゲームを達成している。

キャリア10シーズン目を迎えた33歳のケルシーは、これまで7年連続でプロボウルに選出されてきた。しかし、今シーズンは自己最高かつ最も注目に値するシーズンになるかもしれない。

【RA】