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49ersのWRサミュエルが足首の負傷でバッカニアーズ戦離脱

2022年12月12日(月) 09:44

サンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエル【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルが足首の負傷によって、現地11日(日)に実施されているタンパベイ・バッカニアーズとの試合から除外された。

深刻なケガは回避できたと考えられているサミュエルだが、負傷の程度についてはまだ診断中だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。

試合を離脱した際、サミュエルは当初、膝の負傷でクエッショナブルとされていた。

第2クオーター残り5分10秒でサミュエルは負傷。バッカニアーズのディフェンダーにタックルされて倒れたサミュエルは、足が体の下でねじれている状態だった。サミュエルは足が不自然な形で曲がった際にボールを落としており、このプレーはファンブルロストとなっている。

サミュエルは芝の上で身を捩りながら左足をつかんでいた。チームメイトたちが周囲に集まり、チームのスタッフに付き添われつつ、サミュエルはカートでロッカールームへ去った。

サミュエルが試合を離脱した当時、49ersは21対0でバッカニアーズをリードしている状態だった。オールプロのワイドレシーバーであるサミュエルが13ヤードのランでこの試合最初のタッチダウンを決め、キャッチ4回で43ヤードをマークしている。

サミュエルはフィールドのどこでも活躍できる能力と、キャッチやランの後のプレーにおける優れた感覚で、NFLの中でも独特な攻撃陣の武器としてその存在を知られてきた。今季11試合でキャッチ54回、612ヤード、タッチダウン2回を記録する傍ら、ランでは228ヤードとタッチダウン3回をマークしている。

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