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シーズン第15週に1,000ランヤードの記録に迫るベアーズQBフィールズ

2022年12月17日(土) 17:42


シカゴ・ベアーズのジャスティン・フィールズ【Todd Rosenberg via AP】

シカゴ・ベアーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズは現地18日(日)のフィラデルフィア・イーグルス戦で大物の仲間入りを果たす可能性を持っている。

シーズン中にランで1,000ヤードを達成したNFL史上3人目のQBとなるまで、彼はあと95ヤードというところまで近づいている。過去2人の達成者はマイケル・ヴィックとラマー・ジャクソンだ。

「俺はアトランタで育ったから、マイケル・ヴィックと並ぶなんて考えだだけでどうにかなりそうだ」とフィールズは『Associated Press(AP通信)』を通じて言っている。「8歳か9歳ぐらいの時のことだ。彼のクリーツを持っていたんだ。だからそうなったらすごいことだよ。巡り巡ってって感じさ。最高の気分だろうな」

「ラマーについては、彼が素晴らしいクオーターバックで、ダイナミックなプレーメーカーなのは誰でも知っている。その2人と一緒に俺の名前が並ぶなんて、そりゃあもちろん最高だよ」

905ランヤードと全QBの中でトップを走るフィールズは、このままでペースでいけば、ジャクソンが持つシーズン記録(2019年の1,206ヤード)を上回ることも可能だ。

ベアーズのオフェンスは攻撃コーディネーター(OC)のルーク・ゲッツィがプレーシートにQBランを増やしたことにより、序盤の眠りから目覚めた。フィールズの運動能力を生かすことでディフェンスはプレーのたびに彼を止めねばならず、それはまたプレーアクションがより効果的になるという意味でパスゲームでも可能性を広げた。ベアーズのバイウイーク前までに、フィールズはランでシーズンローを6回記録したが、その後パスで254ヤードとシーズンハイを出している。

「前にも言ったことがあると思うけど、俺は大学では大していいラッシャーじゃなかったんだ」とオハイオ州立大学出身のフィールズは言う。「大学ではこんなに走ったことがなかった。今年なって急にランの調子が良くなったんだ」

フィールズにとっての鍵はサードダウンのスクランブルだ。彼のサードダウンコンバージョン率は45.1%(NFLで6位)となっている。日曜日に対パスのディフェンスでランキング1位、NFL最多のサック49回を記録している無情なイーグルスのパスラッシュと対峙(たいじ)するにあたって、そうしたプレーが極めて重要になるだろう。

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