スティーラーズ、パフォーマンス次第ではQBをトゥルビスキーからルドルフに交代も?
2022年12月19日(月) 01:27決定公表まで追加で数日を要したものの、ピッツバーグ・スティーラーズは現地18日(日)に行われるカロライナ・パンサーズ戦でミッチェル・トゥルビスキーを先発クオーターバック(QB)に起用することを正式に発表した。
ただし、そのパフォーマンスによっては出場時間が短くなる可能性がある。
情報筋によると、トゥルビスキーを先発起用する一方で、スティーラーズは厳しく監督するという。ベテランQBで今季はずっと3番手だったメイソン・ルドルフが今週の練習ではレップ数を増やしている。
プランでは両クオーターバックがいつでもプレーできるようにしつつ、練習でシーズン終盤の出番を競わせるつもりだったようだ。新人QBケニー・ピケットがNFLの脳しんとうプロトコルに入っており、パンサーズ戦から除外されたことで、久々に控えのクオーターバック2人に多くのレップ数を与える機会となった。
トゥルビスキーは先週の試合でピケットのリリーフとして3回のインターセプトを喫したものの、今週末は先発の役目を与えられた。インターセプトされたパス以外は、好プレーを見せ、ボールも前進させていたトゥルビスキーだが、パンサーズ戦で精彩を欠くようであれば、ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンはルドルフとの交代を迷わないだろう。
興味深いことに、チームのレシーバー数名はルドルフを支持している。
先発ワイドレシーバー(WR)ディオンテ・ジョンソンは木曜日、『ESPN.com』に「彼がプレーしているのを見たいね。プレーする準備が整っているみたいだし。たぶん、心の中では“ちくちょう、俺のチャンスはいつめぐってくるんだ?”と思っているんじゃないかな。今週の彼を見ていてそう感じた。今週は準備できることはすべてやっていたし、日曜日に備えていた」と明かした。
ルドルフは今シーズンにまだ一度もプレーしていないものの、過去3シーズンにわたってベン・ロスリスバーガーのバックアップとして10試合に先発出場している。リリーフとしての機会にはなるが、ルドルフがパンサーズ戦で再びチャンスを得られるかどうかは時間が経てば分かる。
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