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早ければ来季にトレード期限を延長することに賛成する声が一部のチームで加速化
2022年12月19日(月) 09:45NFLのトレードをもっと見たい方へ、それは早ければ2023年に実現するかもしれない。
先週に実施された冬季ミーティングで、リーグのジェネラルマネジャー(GM)諮問委員会がトレード期限を1週間か2週間延長する可能性について議論した。情報筋の話によれば、一部のクラブでは延長に賛成する声が強まっている様子だという。
また、今後数カ月でさらなる議論が行われる見込みとのこと。変更が承認されるには、3月か5月に実施されるリーグミーティングで32名のオーナーのうち少なくとも24名が賛成する必要がある。
NFL競技委員会がこの件に関してどのような立場をとるかはまだ明らかになっていない。期限が遅くなればなるほど、プレーオフ争いから外れたチームが候補チームに選手を送ることでシーズン後半に競争バランスが変化することへの懸念が高まるだろう。
今年はトレード期日だけでも、12名の選手が関わる10件のトレードが行われ――いずれも過去30年間の期日の中で群を抜いて多い――アウトサイドラインバッカー(OLB)ブラッドリー・チャッブやワイドレシーバー(WR)チェイス・クレイプール、タイトエンド(TE)T.J.ホッケンソン、WRカルビン・リドリーなど注目選手が関わる取引が多くあった。
2012年にシーズン第6週から延長されて以降、トレード期限はシーズン第8週を終えた後の火曜日となっている。
【RA】