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レイブンズがWRワトキンスをクレーム、WRダバーネイはIRに

2022年12月21日(水) 08:41

グリーンベイ・パッカーズのサミー・ワトキンス【AP Photo/Morry Gash】

ワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンスがボルティモアへ戻る。

現地20日(火)、ボルティモア・レイブンズがワトキンスをクレームした。これはタイミングのよい動きであり、同じ日にワイドアウトのデビン・ダバーネイが足の負傷によって故障者リザーブ(IR)入りしたとチームは発表している。

すでにレシーバー不足に陥っていたレイブンズは、残るシーズンでダバーネイを失っている。ダバーネイは火曜日の練習中に負傷しており、検査によってしばらくの間は戦線を離脱することが分かったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。

37歳のダバーネイは今季にキャッチ37回、407ヤード、タッチダウン3回をマーク。チームのトップリターナーとしても活躍しており、2021年にはリターナーとしてプロボウルに選出された。

月曜日にグリーンベイ・パッカーズが24対12でロサンゼルス・ラムズを下した試合の直前にパッカーズからウェイバーにかけられたワトキンスは、チャームシティへと戻ることになっている。

レイブンズのナンバー1レシーバーであるラショッド・ベイトマンもIR入りしており、ワトキンスにはすぐにWR陣の一員として活躍していく可能性がある。ボルティモアはデマーカス・ロビンソンをトップワイドレシーバーに据え、タイトエンド(TE)マーク・アンドリュースを補完しつつ前へ進んでいこうとしている。層の薄いWR陣には、他にシーズン中に契約したデショーン・ジャクソンや、ジェームズ・プロシェがいる。

ワトキンスはパッカーズとはうまくかみ合わず、9試合でキャッチ13回、206ヤード、タッチダウン0回にとどまり、最後に出場した2試合ではスナップを11回しか経験していない。俊足のベテランは2021年にレイブンズでプレーしており、13試合で先発9回、キャッチ27回、394ヤード、タッチダウン1回をマークしていた。

バファロー・ビルズ、ラムズ、カンザスシティ・チーフスで成功を収めたワトキンスだが、過去3シーズンは生産性が落ちていた。

それにもかかわらず、レシーバーの補強を求めるレイブンズはワトキンスがブーストになることに期待している。

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