4年目の成長について「NFLで勝つ方法をつかんだ」とジャイアンツQBジョーンズ
2022年12月22日(木) 11:32ニューヨーク・ジャイアンツのクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズは4年目の今シーズン、飛躍的に成長してビッグブルーをプレーオフ進出の一歩手前まで導いている。
現地18日(日)の夜にワシントン・コマンダースを相手にキャリア最大の勝利を挙げたあと、ジョーンズはヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールのもとで最も成長した点は、試合に勝つ方法を学んだことだと述べた。
ジョーンズは火曜日に「NFLで勝つ方法をつかんだと思う」と『ESPN』に話している。「大抵の場合は自分が考えているものではないんだ。ボールをうまく扱ってオフェンスをできるだけ有利な状況に導き、重要なダウンでプレーを決め、レッドゾーンで得点できるかどうかに左右されると思っている」
「ルーキーイヤーからかなり成長したと思う」
3試合を残してジョーンズは2022年にパス成功率(66%)とパサーレーティング(90.5)の平均でキャリアハイを記録している。ジョーンズは今シーズンに2,500ヤード以上のパスと500ヤード以上のラッシングヤードを稼いでいる3人のクオーターバックのうちの1人で、他の2人はフィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツとバッファロー・ビルズのジョシュ・アレンだ。
ジョーンズのプレーで注目すべきはターンオーバーが減ったこと。最初の3シーズンで2桁のインターセプトを喫したジョーンズは、2022年にはわずか4回と、10試合以上に先発したQBの中で最も少ない回数に抑えている。これまでずっと彼を悩ませてきたファンブルの問題もほとんど解消されている。
「ああ、そういう判断が必要な場面ではいくらか良くなったよ。このポジションにとってボールを守ることはゲームに大きく影響する。だから、できる限りそれを続けていきたい」とジョーンズは言う。
「オフェンス陣全体のおかげだ。ボールを守るというのはチームでやることだ。全員で同じ考えを持って、レシーバーが狙い通りのところにいてくれると信じていなければならない。その点はみんなよくやってくれた。コーチもいい仕事をしてくれた。すべてが助けになったよ」
ジャイアンツは日曜日にミネソタ・バイキングスに勝利し、他のチームの結果次第でプレーオフ進出を決めることができる。8勝5敗1分のビッグブルーはこのままチームが崩壊しなければ、ポストシーズンの出場権を獲得できる絶好の位置につけている。
ジョーンズはクオーターバックとして極めて重要な時期にプレーを向上させることができた。ジャイアンツが5年目のオプションを拒否したため、ジョーンズはシーズン終了後にフリーエージェント(FA)となることが決まっている。2022年に向けてジャイアンツはジョーンズから離れる準備をしていたように思われる。だが、彼はその流れを変えた。ジョーンズとランニングバック(RB)セイクワン・バークリーの両方がFAになるため、ジャイアンツはこのオフシーズンに大きな決断を迫られることになるだろう。
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