シンシナティ・ベンガルズの次の試合は現地24日（土）、クリスマスイブの日に組まれている。

当然ながら、まだそのクリスマスイブはきておらず、ベンガルズとニューイングランド・ペイトリオッツの試合はキックオフしてさえいない。しかし、ベンガルズは1月中旬まで続く贈り物をもう受け取っている。

サーズデーナイトフットボールでジャクソンビル・ジャガーズがニューヨーク・ジェッツを下したため、ベンガルズのプレーオフ進出が確定した。

ジェッツが敗北したことにより、10勝4敗のベンガルズはシーズン第16週のペイトリオッツ戦を前に、ポストシーズン行きの切符にハサミを入れている。

昨年にスーパーボウルに出場した元AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）王者が、再びステージに戻ってきた。ベンガルズが2年連続でプレーオフにコマを進めたのは2011年から2015年に5年連続出場を果たして以来のことだ。

0勝2敗でシーズンをスタートさせ、前年度の活躍は1シーズン限りのものになるかと思われたベンガルズだったが、そこから立て直してNFLでも最もホットなチームの一つへと成長し、土曜日の試合を前に6連勝を飾っていた。0勝2敗からの立て直しは簡単なことではなく、その状態でシーズンをスタートしたチームでプレーオフに進出したチームは、2022年シーズン開幕時点で11.3％にとどまっている。0勝2敗からポストシーズン進出にこぎつけたのは2018年のシアトル・シーホークスとヒューストン・テキサンズが最後だった。

ただし、ニューイングランド・ペイトリオッツとのクリスマスイブの対戦は、プレーオフにまだ影響を与える部分がある。

ベンガルズは2年連続でのAFC北地区制覇に一歩近づくことを目標としており、ペイトリオッツはプレーオフ進出のかすかな希望を維持すべく戦いに臨む。一方、ペイトリオッツが敗北すれば――木曜日のジェッツの敗北とあいまって――ボルティモア・レイブンズがプレーオフ進出を決めることになるほか、ロサンゼルス・チャージャーズが月曜日にプレーオフ行きを確定させる上での一要素になる。

ともあれ、今のところはジャガーズの勝利がベンガルズの祝福となっている。

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