ラムズのマクベイHCが足首負傷のDTドナルドをブロンコス戦から除外、2022年中のプレーは望み薄
2022年12月24日(土) 17:30ディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドは今シーズン、キャリアで初めてケガにより試合を欠場した。そして同じ理由により、2022年中の復帰は望み薄となっている。
デンバー・ブロンコスとのサンデーゲームでドナルドは除外されたとヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイが現地23日(金)、明らかにした。彼が今シーズン中に再びプレーする可能性はあるかと聞かれると、マクベイHCは、「恐らくない」と短く答えている。
すでに敗退の決まったディフェンディングチャンピオンにとって、シーズンのこの時点でドナルドをプレーさせる理由はほとんどない。不運に泣かされた2022年のラムズは、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォード、ワイドレシーバー(WR)クーパー・カップ、そしてドナルドのケガで最後の打撃を受けた。ドナルドはシーズン第12週にハイアンクルを捻挫し、その輝かしいキャリアで初めての欠場を経験。そのけがによってここまでの11試合でタックル49回、サック5回、タックル・フォー・ロス10回とファンブルフォース1回を残したまま今シーズンを終えることになりそうだ。
4勝10敗で正式にポストシーズン争いから脱落したラムズはもはや残りの試合を最後までプレーするだけであり、彼らのスター選手たちに12クオーター分を余計に働かせるよりも、情報収集のプロセスとして利用した方が賢明だろう。ドナルドはまた、年齢的にもそこまで若い選手ではないため、ここで彼を出場させることに大きな意味は見いだせない。
それでも、この数週間でのアプローチの移行を見るのは興味深いものだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ドナルドは第14週か15週での復帰を望んでいたとのことで、グリーンベイでのマンデーナイトゲームをターゲットにしていたという。
しかし願いはかなわず、彼は現実を受け入れたようだ――自身の健康を温存するためには残りのシーズンを休むのがベストなのだと。
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