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ジェッツWRコーチのマイルズ・オースティンがリーグのギャンブルポリシー違反で停職に

2022年12月24日(土) 20:42


ニューヨーク・ジェッツのロゴ

NFLはリーグのギャンブルポリシーに反したとしてニューヨーク・ジェッツのワイドレシーバー(WR)コーチを務めるマイルズ・オースティンに停職処分を科すことを決めたと現地23日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。

それによると、コーチであるオースティンがNFLの試合で賭け事をしたとことを示す証拠はないものの、他のスポーツにおいて賭博行為があったといい、それはNFL職員のギャンブルポリシー違反に当たるということだ。オースティンの停職処分は無期限で、少なくとも1年は継続するとペリセロは述べている。

オースティンはジャクソンビル・ジャガーズとのサーズデーナイトゲームには姿を見せず、処分に不服を申し立てるとのことだ。

「NFLは、合法的なモバイルアカウントからテーブルゲームとNFL以外のプロスポーツにおいて賭博行為をしたマイルズ・オースティンを停職処分とした」とオースティンの法的代理人のビル・デニは金曜日に出された声明で述べている。「マイルズはNFL職員向けのギャンブルポリシー違反にあたるNFLゲームに関する賭け事はしていない。彼はNFLの調査に全面協力してきた。停職処分に関しては不服を申し立てる」

リーグのギャンブルポリシーに抵触したのはオースティンが始めてではない。元ファルコンズで現ジャガーズのWRカルビン・リドリーが現在ポリシー違反により1年間の出場停止処分を受けているところだ。

オースティンはNFLで10年間レシーバーとしてダラス・カウボーイズ、クリーブランド・ブラウンズとフィラデルフィア・イーグルスでプレーしていた。2017年にスカウティングに転身し、インターンとしてカウボーイズに加わり、その後サンフランシスコで49ersの攻撃品質管理コーチとして雇用された。2021年からはジェッツでヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーの下でレシーバーコーチを務めていた。

【M】