イーグルスRTジョンソンが残り2試合を欠場へ、プレーオフでの復帰は未定
2022年12月27日(火) 11:35フィラデルフィア・イーグルスはプロボウルに選出された経歴を持つライトタックル(RT)レイン・ジョンソンを欠いた状態でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第1シード獲得を目指すことになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地26日(月)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、土曜日に敗れたダラス・カウボーイズ戦で腹部を負傷したジョンソンが、レギュラーシーズン最後の2試合を欠場することになったという。ポストシーズンの試合に出場できるかどうかは今のところ未定だ。
ラポポートとNFLネットワークのマイク・ガラフォロによれば、コーナーバック(CB)アボンテ・マドックスもカウボーイズ戦で深刻なつま先のケガに見舞われて無制限に離脱することになったという。一方で、コーナーバックのC.J.ガードナー・ジョンソンには今週、故障者リザーブ(IR)から復帰する資格が生じる予定だ。復帰すれば、マドックスに代わるスロットのオプションとして起用されるだろう。
月曜日、イーグルスのヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニはジョンソンとマドックスがしばらく欠場することを正式に認めている。
『NBC Sports Philadelphia(NBCスポーツ・フィラデルフィア)』によると、シリアニHCは「まだすべてを検討しているところだ。おそらく彼らは少しばかり欠場することになると思うが、誰に対してもタイムラインを設定するつもりはない。まだプロセスの初期段階であるため、何らかの情報を得たいと思っている」と述べたという。
土曜日に行われた試合で、ジョンソンは第4クオーターの残り時間5分を切ったところでかなりの痛みを感じながら試合を離れている。
NFLの中でも特に安定したライトタックルであるジョンソンは、過去3シーズンでそれぞれ少なくとも4試合を逃してきたが、今シーズンは全試合に出場していた。
イーグルスはジョンソンがポストシーズンに戻ってくることを期待している。ファーストラウンドバイ(1回戦免除)を確保すれば、イーグルスは1月21日(土)に実施されるディビジョナルラウンドまで戦う必要がない。とはいえ、現時点でその日まで4週間を切っている。
現在13勝2敗のイーグルスはシーズン第17週にニューオーリンズ・セインツを迎え撃ち、最後もホームでニューヨーク・ジャイアンツと戦った後にレギュラーシーズンを終える予定だ。イーグルスはどちらかの試合に勝てば、ホームフィールドアドバンテージを確保できる。
【RA】