現地26日（月）、インディアナポリス・コルツ戦の第2クオーターで、ロサンゼルス・チャージャーズのセーフティ（S）ダーウィン・ジェームズが相手ワイドレシーバー（WR）アシュトン・ドゥーリンに悪質な行為、ヘルメット同士がぶつかる“ヘルメット・トゥ・ヘルメット”のヒットを行ったとして退場処分を受けた。

このヒット直後にはジェームズに対するフラッグが投げ入れられたが、ジェームズはブルーのメディカルテントに向かったあと、歩いてロッカールームに引き上げた。一方のドゥーリンも自力でロッカールームに戻ったものの、診察を受けた結果、脳しんとうが確認されたため、試合から除外されている。

問題のプレーが起きたのは第2クオーター残り5分19秒のタイミング。コルツのクオーターバック（QB）ニック・フォールズがドゥーリンにパスを投げるも通らなかった場面だ。ジェームズは巧みにプレーを読んだものの、ヘルメットの頂点をドゥーリンに突きつけており、ドゥーリンの頭部とアゴ付近にヒットしたように見えた。

3度のプロボウラーであるジェームズは退場までに3回のタックルと1回のインターセプトをマーク。今季に先発した14試合では合計109回のタックルと2回のインターセプトを記録している。

コルツ加入後、4年目のシーズンに挑んでいるドゥーリンは今季、11試合に出場してレシーブ15回、207ヤード、1タッチダウンの成績だ。

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