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シーズン第16週は“多くのことが自分たちに有利に働いた”とパッカーズQBロジャース

2022年12月27日(火) 13:42

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Chris Szagola】

1カ月前、グリーンベイ・パッカーズはフィラデルフィア・イーグルスに敗れたことで4勝8敗となり、今季は見込みがないと思われていた。しかしその後、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとパッカーズは現地25日(日)に26対20で勝利したマイアミ・ドルフィンズ戦を含めて3連勝をつかみ取っている。

クリスマスと重なった週末、すべての要素がパッカーズにとって有利に働いた。パッカーズが日曜日に勝利した一方で、ニューヨーク・ジャイアンツおよびワシントン・コマンダース、シアトル・シーホークス、デトロイト・ライオンズが土曜日の試合に敗れていたため、パッカーズはプレーオフ進出の可能性を一段と高められたのだ。

ロジャースは「自分たちにとって有利なことがたくさん起こった。すべての試合が進むべき方向に進んでくれた」と語っている。

パッカーズがプレーオフに進出するための最も単純な方法は、彼らがホームでミネソタ・バイキングスおよびデトロイト・ライオンズに勝利した上で、コマンダースが残りの2試合中1試合を落とす、あるいはジャイアンツが2試合とも落とすというものだ。コマンダースはクリーブランド・ブラウンズおよびダラス・カウボーイズとの試合を、ジャイアンツはインディアナポリス・コルツおよびイーグルスとの試合を控えている。

ロジャースは笑みを浮かべながら「俺たちは今、7勝8敗だっけ? 10勝5敗とか11勝4敗とかがよかったな。でも、数週間前の状況を考えると・・・」と言いながら現状を振り返っている。

「今、(やるべきことは)もちろんまだたくさん残っているけど、12月には有意義な試合をして3つの試合すべてに勝てた。今度は1月に有意義な試合をするつもりだし、俺たちはそれらに勝たなきゃいけない」

10月に敗北が続いてクラブ内に動揺が広がっていたことを踏まえると、ポストシーズン進出の可能性をつかんだことですら、マット・ラフルアーHC(ヘッドコーチ)率いるクラブの気概の表れだと言える。あとはパッカーズが逆転劇を完遂できるかどうかに注目だ。

【RA】