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タイタンズQBタネヒルがIR入り、レギュラーシーズン中の復帰は消滅

2022年12月30日(金) 09:27


テネシー・タイタンズのライアン・タネヒル【AP Photo/Ashley Landis】

テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルが正式に故障者リザーブ(IR)リストに登録され、レギュラーシーズン中に復帰する可能性が消滅するとともに、おそらくは2022年シーズンの戦いそのものも終了すると見られる。

足首を負傷しているタネヒルは理論的にはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップに向けてアクティブ登録される可能性があるものの、それにはタイタンズがカンファレンスチャンピオンシップまでたどり着く必要がある。今季、順調に勝利を重ねていたタイタンズだが、直近5試合はいずれも敗北を喫し、5連敗で迎えたシーズン第17週はサーズデーナイトフットボールでダラス・カウボーイズと対戦する。

2022年シーズンのタネヒル不在時には、先週末のヒューストン・テキサンズ戦も含め、新人QBのマリク・ウィリスが代役を3度務めてきたが、カウボーイズ戦は3番手QBのジョシュア・ドブスが先発する予定だ。

今季最終戦となるシーズン第18週にはAFC南地区のライバルでタイトルを争うジャクソンビル・ジャガーズとの直接対決が控えており、勝者がディビジョンの頂点に立ち、敗者はおそらくポストシーズンの切符を逃すことになるだろう。現時点でジャガーズがワイルドカード枠を手にする可能性は非常に低い。

アラバマ州バーミンガムにあるアンドリュース・スポーツ医学&整形外科センターで専門医の診察を受けたタネヒルはレギュラーシーズン終了前に復帰できるのではないかと期待されていた。シーズン第15週にロサンゼルス・チャージャーズに敗れた試合で足首を負傷したタネヒルは痛みをがまんして試合に復帰している。

34歳のタネヒルは今季12試合に先発出場し、パス成功率65.2%、2,536ヤード、タッチダウンパス13回――これは2012年のルーキーイヤー以来の少なさだ――を記録。2025年までの契約を保持しているとはいえ、タイタンズにおけるタネヒルの今後は不明だ。

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