チャージャーズが鼠径部負傷のOLBボサをIRから復帰指定
2022年12月30日(金) 10:23鼠径(そけい)部を負傷していたアウトサイドラインバッカー(OLB)ジョーイ・ボサがシーズン第3週以来のフィールド復帰に一歩近づいている。
現地29日(木)、ロサンゼルス・チャージャーズがボサに故障者リザーブ(IR)からの復帰指定をした。これにより、IRからアクティブロースターへ戻るまでの21日間の期間がスタートしている。ボサはその間に練習への参加を許可される予定であり、木曜日に行われるセッションにも参加する見込みだとチームは発表している。
ボサが試合に出られるようになるためには、定められた3週間の期間内にアクティブ登録されなければならない。
ボサは木曜日、今シーズン序盤に受けたコアマッスルのケガに対する処置は過去数シーズンで抱えていた問題を一掃するものになったと報道陣に明かしている。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、ボサは「ここ数年で一番調子がいい」と語ったという。
すでにプレーオフへの切符を手に入れているため、チャージャーズはボサに対して慎重かつ根気強いアプローチをとることができる。しかし、だからと言ってチームが緊迫感を持たずに物事に対処し続けるわけではない。チャージャーズは試合に勝利した上で、ボルティモア・レイブンズの残りの試合結果が自分たちの思い通りになればシード権の順位を上げることが可能だ。
2022年シーズン序盤にはケガ関連の理由で多くの選手を失ってきたチャージャーズだが、絶妙なタイミングで攻守両面が良い方向に進み始めている。チャージャーズの守備陣はここ3試合で13回のサックをマークしており、シーズン第3週に敗れたジャクソンビル・ジャガーズ戦以来、戦線離脱しているボサの貢献がない状態でこれを実現してきた。
新年を迎えようとしている中で、ボサが復帰すれば、チャージャーズの可能性はますます広がるだろう。
【RA】