現地1日（日）、タンパベイ・バッカニアーズは地区タイトル確定のチャンスを手に、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）南地区のライバルであるカロライナ・パンサーズと対戦した。

2022年シーズンは順風満帆とはいかなかったものの、クオーターバック（QB）トム・ブレイディ率いるバッカニアーズは逆転を果たし、ポストシーズンの切符を手に入れた。

バッカニアーズは第4クオーターに11点差から巻き返し、最終的には30対24でパンサーズを撃破。2年連続の地区優勝を成し遂げている。

バッカニアーズにとって2年連続の地区タイトル獲得は史上初の快挙だ。ブレイディはこれで14シーズン連続でのポストシーズン進出となる。ブレイディがその輝かしいキャリアで、先発QBとして唯一プレーオフに進めなかったのはニューイングランド・ペイトリオッツ時代の2002年。バッカニアーズに活躍の舞台を移してからの3年はすべてポストシーズンで戦っている。

しかしながら、今季はそれ以外と異なり、バッカニアーズの苦戦が目立つシーズンだった。救いだったのはNFC南地区のライバルたちも同様に苦戦したことだろう。

NFC南地区の4チームはいずれも負け越して新年を迎えていたが、バッカニアーズはこれで8勝8敗とイーブンに持ち込み、スーパーワイルドカード週末にホームでプレーオフの戦いをスタートさせることになった。

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