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ベアーズQBフィールズが腰臀部の痛みでバイキングス戦欠場、QBピーターマンが代役に

2023年01月05日(木) 09:04

シカゴ・ベアーズのジャスティン・フィールズ【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

ジャスティン・フィールズがクオーターバック(QB)による単一シーズンのNFLラッシング記録を更新することはない。

シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)であるマット・エバーフラスが現地4日(水)、月曜日の朝に腰臀部の痛みを報告したフィールズがシーズン第18週から除外されたと話した。MRIで筋肉の損傷が確認されており、医療スタッフが日曜日に実施されるミネソタ・バイキングス戦への出場にストップをかけた。

これは長期的なケガではないとエバーフラスHCはつけ加えている。

バイキングス戦にはQBネイサン・ピーターマンが先発する予定だ。

フィールズが2022年シーズンの試合をケガによって欠場するのは今回が2度目になる。フィールズはラマー・ジャクソンが記録したQBの単一シーズンラッシング記録(1,206ヤード)に64ヤード足りない状態でシーズンを終える。

疑問が残る環境にありながらも今季のフィールズはダイナミックなパフォーマンスを発揮しており、15試合で2,242パスヤード、タッチダウン17回、インターセプト11回に加え、ランで1,143ヤードとタッチダウン8回をマーク。ぼろぼろになりながらもプレーを続けており、ポケットの内外で激しいヒットを受けてきた。シーズン18週を迎えた段階で、フィールズが受けたサックはNFL最多の55回を数える。

ベアーズはすでにプレーオフ進出争いから脱落しているものの、エバーフラスHCは成長を続けるフィールズにできるだけ多くのレップスを経験させることを望んでいた。しかし、今回の負傷を受け、ベアーズはついにフランチャイズQBを温存することになる。

3勝13敗のベアーズは現在、2023年NFLドラフトの全体2位指名権を獲得できる位置にいる。次に敗北すれば、少なくともトップ2のスポットを得るのは確定。敗北した上でヒューストン・テキサンズ(2勝13敗1分)がインディアナポリス・コルツに勝てば、全体1位指名権を手に入れる。フィールズが欠場することで、サンフランシスコ・49ersがアリゾナ・カーディナルスに敗れた場合、バイキングスがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第2シードに浮上する可能性も高くなる。

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