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シーズン第17週の最優秀選手賞にバッカニアーズWRエバンス、チャージャーズRBエイケラー

2023年01月05日(木) 12:43


ロサンゼルス・チャージャーズのオースチン・エイケラーとタンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【NFL】

シーズン第17週のカロライナ・パンサーズ戦でワイドレシーバー(WR)のマイク・エバンスが3つのタッチダウンを決める活躍を見せたことで、タンパベイ・バッカニアーズは11点差を逆転して勝利を手にし、エバンスは現地4日(水)に週間最優秀選手賞の栄誉を手にした。

バッカニアーズがパンサーズに30対24で逆転勝ちしてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区優勝を決めた際に、エバンスは3つのレシービングタッチダウンをマークし、NFC週間最優秀攻撃選手に選ばれた。また、エバンスはこの試合で207レシーブヤードを稼いでシーズン通算1,000ヤードの大台を超え、NFLに入って以来9年連続でこの偉業を達成している。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の週間最優秀攻撃選手賞は、ロサンゼルス・ラムズと対戦した試合で161スクリメージヤード(ランで122ヤード、レシーブで39ヤード)を記録したロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)オースチン・エイケラーに贈られた。エイケラーは10ヤードと72ヤードのラッシングタッチダウンを決めてLAでの勝利をけん引し、4回のキャッチでシーズン通算103回に伸ばし、単シーズンで通算100回以上のレシーブをマークした史上5人目のランニングバックとなった。

日曜日のフィラデルフィア・イーグルス戦でサックのハットトリックを決めて20対10の逆転勝利に貢献したニューオーリンズ・セインツのディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダンがNFC週間最優秀守備選手に選ばれた。ジョーダンはさらにフォースドファンブル1回とタックルを合計5回記録している。この試合でサックを3回決めたことでジョーダンのキャリア通算サック数は115.5回となり、プロフットボールの殿堂入りを果たしている元ラインバッカー(LB)リッキー・ジャクソン(115回)を超え、セインツの選手としては史上最多を数える。

日曜日にニューイングランド・ペイトリオッツはマイアミ・ドルフィンズに23対21で勝利してプレーオフへの望みをつないだ。この試合ではセーフティ(S)のカイル・ダガーが今季3度目のディフェンシブタッチダウンを決めて大きな役割を果たしている。ドルフィンズにリードされていた第3クオーターの終盤でダガーはクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターのパスを遮り、インターセプトしたところから39ヤードを走ってピック6を決めている。ペイトリオッツはフランチャイズ史上最多となるシーズン7度目のディフェンシブタッチダウンを獲得し、ダガーはAFC週間最優秀守備選手賞の栄誉に浴した。

NFCのスペシャルチーム部門最優秀選手に選ばれたのはグリーンベイ・パッカーズのキックリターナー(KR)キーショーン・ニクソンで、彼はミネソタ・バイキングスに41対17で圧勝した試合の第1クオーターで105ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めてチームの初得点を飾った。ニクソンにとってはキャリア初のリターンタッチダウンとなり、今シーズンのNFLで最も長いヤード数を伴う得点となった。

クリーブランド・ブラウンズのパンター(P)コーリー・ボホルケスは日曜日にワシントン・コマンダースのオフェンスを常に自陣深くに留めさせ、チームを24対10の勝利へと導いた。この活躍によりAFCのスペシャルチーム部門最優秀選手賞を獲得している。ボホルケスはこの試合で4回のパントを行い、そのうち2回を敵陣20ヤード以内に着地させ、最長64ヤードのパントを決めて平均46.8ヤードを記録した。

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