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NFLオーナーらが中立地での試合開催を含むAFCプレーオフ調整の決議案を承認

2023年01月07日(土) 04:16


フィールドに置かれたフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

NFLは現地6日(金)、中立地でのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームを実施する可能性を含め、2022-2023ポストシーズンを調整する可能性のある決議をNFLオーナーらが承認したと発表した。

今回の決議はNFLコミッショナーのロジャー・グッデルが推奨し、5日に競技委員会で承認されたもの。

これは2つの要素で構成されており、具体的には下記の通りだ。


1)AFCチャンピオンシップゲームに出場を決めたチームの試合数が不均等だった場合、かつ、AFCの全クラブが17試合のレギュラーシーズンをすべて戦っていたとして勝ち進んだ両チームが第1シードとホームフィールドアドバンテージを獲得できた可能性がある場合、AFCチャンピオンシップゲームは中立の会場で開催する。これらの状況はビルズもしくはベンガルズがロード(アウェー)チームとして試合に出場することに関連しており、そのケースは下記の通り。

<シナリオ1>
ビルズとカンザスシティ・チーフスの両者が勝利、もしくは引き分けた場合、ビルズ対チーフスのチャンピオンシップゲームは中立地にて実施する。

<シナリオ2>
ビルズとチーフスの両者が敗北し、ボルティモア・レイブンズが勝利もしくは引き分けた場合、ビルズ対チーフスのチャンピオンシップゲームは中立地にて実施する。

<シナリオ3>
ビルズとチーフスの両者が敗北し、ベンガルズが勝利した場合、ビルズもしくはベンガルズとチーフスによるチャンピオンシップゲームは中立地にて実施する。

2)シーズン第18週にレイブンズがベンガルズに勝利した場合、地区ライバルのベンガルズに2勝したことになるが、16試合の日程となるベンガルズの勝率が、17試合の日程であるレイブンズの勝率を上回っているため、プレーオフの試合をホームで実施することはできない。

もしレイブンズがベンガルズに勝利し、この2チームがワイルドカードゲームで対戦することになった場合、会場はコイントスによって決するものとする。ベンガルズがシーズン第18週に勝利する、もしくは、レイブンズとベンガルズの対戦がワイルドカードラウンドで実現しない場合、試合会場は通常のスケジュール調整手順によって決定される。


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