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AFCポストシーズン枠が確定、カンファレンスチャンピオンシップがビルズ対チーフス戦の場合は中立地にて開催へ

2023年01月09日(月) 07:43

【NFL】

現地8日(日)に行われた試合結果を受けて、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームがバッファロー・ビルズとカンザスシティ・チーフスの対戦となった場合、会場が中立地となることが確定した。

本拠地でAFC東地区のライバルであるニューイングランド・ペイトリオッツを迎え撃ったビルズは35対23で勝利している。

AFCのプレーオフに影響を与える可能性としては、ボルティモア・レイブンズとロサンゼルス・チャージャーズが勝利した場合は、レイブンズとシンシナティ・ベンガルズが対戦するワイルドカードのホームフィールドアドバンテージをコイントスで決定することが認められていたが、レイブンズがベンガルズに27対16で敗れた結果、このシナリオが実現することはなくなった。

これにより、第3シードとなったベンガルズと第6シードのレイブンズがスーパーワイルドカード週末に対戦する試合はベンガルズの本拠地で開催される。

チャージャーズ対ブロンコス戦の結果を待たずして決したAFCのシード順と、スーパーワイルドカード週末の対戦カードは下記の通り。

【AFCプレーオフ進出チーム】
第1シード:カンザスシティ・チーフス
第2シード:バッファロー・ビルズ
第3シード:シンシナティ・ベンガルズ
第4シード;ジャクソンビル・ジャガーズ
第5シード:ロサンゼルス・チャージャーズ
第6シード:ボルティモア・レイブンズ
第7シード:マイアミ・ドルフィンズ

【AFCプレーオフ:スーパーワイルドカード対戦カード】
ドルフィンズ対ビルズ(第7シード@第2シード)
レイブンズ対ベンガルズ(第6シード@第3シード)
チャージャーズ対ジャガーズ(第5シード@第4シード)

AFCチャンピオンシップ戦を中立地で開催する方式は、シーズン第17週に予定されていたビルズとベンガルズの一戦が中止された関係で5日にNFLが提案し、翌日にNFLオーナーらによって承認された。ビルズ対ベンガルズ戦はビルズのセーフティ(S)ダマー・ハムリンが試合中に心停止に陥ったことを受け、当初は試合延期となり、その後、中止に至っている。

金曜日にNFLオーナーらが承認したAFCプレーオフ調整決議案には、シーズン第18週にビルズとチーフスが勝利し、さらに両チームがAFCチャンピオンシップに進出した場合、双方のレギュラーシーズン試合数の差によって生じるホームフィールドアドバンテージ獲得の不公平を回避するため、中立地にて開催するとの条項が含まれている。

チーフスはレギュラーシーズンを14勝3敗で締めくくり、第1シードとプレーオフ初週のファーストラウンドバイを手に入れた。ビルズはペイトリオッツを破り、戦績を13勝3敗として第2シードに収まっている。

NFLはまだ中立地での開催が必要になった場合にどのスタジアムが選ばれるのかは発表していない。

【C】