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【2016年第8週】QBブリーズがシーホークス守備を打ち破りセインツ3勝目

2016年10月31日(月) 07:49


ダイブしてタッチダウンを決めるニューオリンズ・セインツQBドリュー・ブリーズ【AP Photo/Butch Dill】

現地30日(日)、ニューオーリンズ・セインツが、ホームでシアトル・シーホークスと対戦。クオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズ率いる攻撃陣がシーホークス守備陣を攻略し、25対20で勝利を収めた。リーグ29位のセインツ守備陣も要所でシーホークスの攻撃を防いでいる。

先制点はシーホークス守備陣によるタッチダウン。セインツのランニングバック(RB)マーク・イングラムが自陣34ヤード地点でファンブルしたボールを、シーホークスのセーフティ(S)アール・トーマスがエンドゾーンに持ち込んだ。

第2クオーターではセインツがまずフィールドゴールで得点。シーホークスはQBラッセル・ウィルソンからボールを受けたワイドレシーバー(WR)タナー・マクエボイがRBのC.J.プロサイスに43ヤードパスを通すというトリックプレーを披露し、最後はRBマイケルが走りこんで14対3とリードした。セインツは53ヤードフィールドゴールの後、QBウィルソンのパスをインターセプトして反撃に出る。ゴール前1ヤード、第3ダウンでQBブリーズが自ら飛び込んでタッチダウン。シーホークスを1点差で追って前半を終えた。

両チームがフィールドゴールで得点を重ねた後、試合は第4クオーターへ。セインツがRBティム・ハイタワーの28ヤードラン、WRブランディン・クックスへのパスで逆転に成功し、得点は22対17に。セインツは2ポイントコンバージョンを試みるが失敗。互いにフィールドゴールを決めた後、残り1分50秒で攻撃権はシーホークスに移る。ゴール前10ヤードまで攻め込むが、残り2秒、最後のプレーをセインツが守り切り、25対20で勝利した。

セインツQBブリーズはパス35回中27回成功、265ヤード、1タッチダウン。要所で深いパスを決め、勝利に貢献している。RBハイタワーは102ヤードを記録した。セインツはこれで3勝2敗。

シーホークスQBウィルソンはパス34回中22回成功、253ヤード、1インターセプト。チームの戦績は4勝2敗1引き分けとなった。

セインツの反則2に対してシーホークスの反則は11。計76ヤードを献上している。