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ファルコンズとペイトリオッツが2023年イースト・ウエスト・シュラインボウルのコーチングスタッフに

2023年01月12日(木) 11:42


NFLロゴ【AP Photo/Kyusung Gong】

ニューイングランド・ペイトリオッツとアトランタ・ファルコンズのコーチングスタッフが、2023年NFLドラフト候補者からなる今年のイースト・ウエスト・シュラインボウルの2つのチームを率いることになった。

全米トップクラスの大学4年生が毎年130人ほど参加するシュラインボウルが、98年の歴史上初めて、2つのNFLチームの全コーチングスタッフがチームを率いることになると、現地11日(水)に発表した。ラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われる試合は2月2日(木)の東部時間20時30分から『NFL Network(NFLネットワーク)』で放送され、試合に先立ち参加選手は1週間にわたって練習を行う予定となっている。

ファルコンズのヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスとペイトリオッツのビル・ベリチックHCはスーパーバイザーとして参加することで、両者のスタッフにより大きな役割を担う機会を与える。シュラインボウルによれば、スミスHCもベリチックHCも練習と試合に出席する予定だという。自分のチームがプレーオフで試合をしていることが多かったことから、ベリチックHCはこれまでポストシーズンのオールスターゲームに必ずしも出席していなかった。

歴史的黒人大学(HBCU)のコーチングスタッフも練習に参加するとシュラインボウルは発表している。

ペイトリオッツが2022年のシュラインボウルに参加した選手を気に入っていたのは明らかで、その中から2 巡目でワイドレシーバー(WR)タイクアン・ソーントン、4巡目でコーナーバック(CB)ジャック ジョーンズとランニングバック(RB)ピエール・ストロング、そして6巡目でディフェンシブタックル(DT)サム・ロバーツを指名して4人の選手をドラフトしている。

4月27日から4月29日にかけてカンザスシティで開催される今年のドラフトの1巡目ではファルコンズが全体8位の指名権を持っている。ペイトリオッツは全体14位で指名する予定となっており、補償指名権が発表されれば、2023年のドラフトで2桁の指名権を獲得することになるかもしれない。

ボストンカレッジのWRゼイ・フラワーズ、パーデュー大学のクオーターバック(QB)エイダン・オコンネル、ミシガン大学のタイトエンド(TE)ルーク・シュンメーカーなどのトップドラフト候補者たちがシュラインボウルへの招待を受け入れている。ドラフト前のオールスターゲームに参加する選手の中で、3人はそれぞれのポジションで最も高い順位で指名される大学4年生になるかもしれない。

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