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元スタンフォード大学HCのデビッド・ショウがブロンコスHC職の面接

2023年01月12日(木) 14:25

デビッド・ショウ【NFL】

デンバー・ブロンコスから関心を持たれているカレッジのコーチはジム・ハーボーだけではない。

元スタンフォード大学ヘッドコーチ(HC)のデビッド・ショウが空席になっているブロンコスのヘッドコーチ職の面接を受けたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地11日(水)に報じている。

ブロンコスによるナサニエル・ハケットに代わるコーチ探しの対象はカレッジからNFL、放送ブースにわたり、有名人もいれば内部のアシスタントコーチも候補になっている。

ブロンコスの守備コーディネーター(DC)であるエジロ・エベロと同様に、ショウとハーボーはすでに面接を受けている。一方、元セインツHCのショーン・ペイトンも面接の要請を受けており、デトロイト・ライオンズやインディアナポリス・コルツでヘッドコーチを務めたジム・コールドウエルと、ラムズDCラヒーム・モリスの面接も予定されている。さらに、ダラス・カウボーイズDCのダン・クイン、サンフランシスコ・49ersのDCデミコ・ライアンズも面接の要請を受けた。

50歳のショウは昨シーズンに3勝9敗になったのを受け、12年間務めたスタンフォード大学のコーチを11月に退任。

NFLではアシスタントコーチの経験が9年あり、フィラデルフィア・イーグルス、オークランド・レイダース(現ラスベガス・レイダース)、ボルティモア・レイブンズで働いた後、2006年にサンディエゴ大学でハーボーに合流した。その後、ハーボーと共に母校であるスタンフォード大学に移っている。

ハーボーがサンフランシスコ・49ersのコーチになってスタンフォード大学を離れた後、ショウは2011年に同大学のヘッドコーチに就任。すぐに成功を収め、それまでのスタンフォード大学とは異なるフィジカルなスタイルで評価を得た。

スタンフォードでの12シーズンに96勝54敗をマークしたショウはボールゲームで5勝3敗となっており、その戦績にはローズボウルでの勝利も含まれる。ショウの辞任は過去4シーズンを負け越した末に起こったことだった。

ショウの道は今、再びハーボーと交差した。両者とも、次のブロンコスのヘッドコーチ候補に挙げられている。

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