パンサーズがセインツからショーン・ペイトンとのHC面接を許可される
2023年01月16日(月) 10:28カロライナ・パンサーズはショーン・ペイトンの争奪戦に参加する最新のチームとなった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地15日(日)、ヘッドコーチ(HC)に空席のあるパンサーズがニューオーリンズ・セインツからショーン・ペイトンの面接許可を得たと情報筋の話をもとに報じた。
パンサーズの他にもアリゾナ・カーディナルス、デンバー・ブロンコス、ヒューストン・テキサンズがこのオフシーズンにスーパーボウル優勝経験のあるヘッドコーチとの面接を予定している。HC候補者とチームによる対面での面接は1月17日(火)から可能となる。
2021年シーズンをもってセインツから身を引いた59歳のペイトンは、2022年シーズンを『FOX Sports (フォックス・スポーツ)』のNFLアナリストとして過ごした。しかしながら、ペイトンのセインツとの契約は2024年のシーズン終了時点までで、2023年に彼をヘッドコーチとして迎えようとするチームはセインツとの補償契約に合意しなければならない。
セインツのジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスは金曜日に、デニス・アレンHCが2シーズン目も続投することを発表し、セインツにとってフランチャイズの歴代最多勝利数を誇るヘッドコーチが復帰する道が開かれたことを明らかにした。
「まだ補償がどうなるのかは正確には決まっていない」とルーミスHCは述べた。「彼らは何らかの補償があることは十分承知している」
パンサーズは2022年シーズン開幕から1勝4敗を記録したところでマット・ルールを解雇した。暫定HCのスティーブ・ウィルクスがパンサーズの軌道修正に務め、チームを6勝6敗の成績に導き、シーズン第17週まではNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区の優勝候補に残っていた。
ウィルクスはベテランコーチのジム・コールドウェル、インディアナポリス・コルツのコーチだったフランク・ライクとともに、パンサーズのヘッドコーチ職の面接をすでに終えている。ペイトンは今回の採用サイクルの中で、これまでパンサーズが関心を持った12人目のコーチとなる。
パンサーズのHC探しの中でセインツがディビジョンライバルにペイトンとの面接を許可したことは興味深いことだが、ペイトンを自分たちの敵に回すのであれば、セインツは契約条件をさらに厳しくするだろう。
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