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NFC東地区が1997年以来となる3チームがディビジョナルラウンドに進む地区に

2023年01月18日(水) 08:56


ニューヨーク・ジャイアンツのブライアン・ダボールとフィラデルフィア・イーグルスのニック・シリアニ【NFL】

サンフランシスコ・49ersは2022年プレーオフのディビジョナルラウンドでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区のチームに囲まれることになった。

レギュラーシーズンを通してNFLで最も優れた地区だったNFC東地区は、ポストシーズン第1戦でもその実力を見せつけている。

フィラデルフィア・イーグルスが第1シードを確保している中、ニューヨーク・ジャイアンツがミネソタ・バイキングスを打ち負かし、ダラス・カウボーイズがタンパベイ・バッカニアーズを破ったことで、NFC東地区からは3チームが2022年プレーオフのディビジョナルラウンドに進むことになった。

2002年のリーグ再編以来、同じディビジョンから3チームがディビジョナルラウンドにコマを進めるのは初めてだ。

旧NFC中地区が1997年シーズンに達成してから、同じディビジョンの3チームがプレーオフでここまで勝ち進んだことは一度もない。当時は、グリーンベイ・パッカーズとバイキングス、バッカニアーズがディビジョナルラウンドに進出。NFC中地区からは4チームがポストシーズンに進出し、バッカニアーズがワイルドカードラウンドでデトロイト・ライオンズを下した。

1970年にNFLとAFLが合併してから2002年まで、リーグは6つの地区に分かれていた。しかし、NFLがヒューストン・テキサンズを加えてからは4チームで構成される地区が8つとなっている。

NFC東地区は2022年シーズンに43勝23敗2分と、他のどの地区よりも5勝以上多い成績でシーズンを終えた。次に続くのは38勝を収めたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区だ。現地21日(土)夜にはイーグルスとジャイアンツが対戦するため、NFC東地区からは少なくとも1チームがカンファレンスチャンピオンシップに出場することが保証されている。カウボーイズが日曜日に行われる試合で49ersに勝てば、カンファレンス戦はNFC東地区同士のバトルとなる予定だ。

【RA】