ブラウンズがジム・シュワルツをDCとして採用へ
2023年01月18日(水) 10:08守備コーディネーター(DC)としてスーパーボウルでの優勝経験があるジム・シュワルツがクリーブランドに戻ってくる。
クリーブランド・ブラウンズがシュワルツを守備コーディネーターとして採用する予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地17日(火)に状況を知る人物の話を元に報じた。
シュワルツはブラウンズでNFLキャリアを開始。1993年から1995年まで、ビル・ベリチックがヘッドコーチ(HC)を務めていたブラウンズで人事スカウトを担当していた。
2001年から2008年にかけてテネシー・タイタンズの守備コーディネーターを務める中で名を上げたシュワルツは、デトロイト・ライオンズのヘッドコーチ職を獲得。ライオンズが10年以上ぶりにポストシーズンに返り咲くのを後押ししたものの、5シーズンで29勝51敗と成績は振るわなかった。
ヘッドコーチとしての役目を終えた後、シュワルツは以前の役職に戻っている。2014年には1シーズンだけバッファロー・ビルズの守備コーディネーターに就任。その後、フィラデルフィア・イーグルスに移って5シーズンを守備コーディネーターとして過ごし、2017年シーズンにはイーグルスが初めてロンバルディトロフィーを獲得するのに貢献した。
2020年シーズン終了後にイーグルスを離れたシュワルツは、タイタンズに戻ってシニア守備アシスタントを2シーズンにわたって務めていた。
今度は前DCジョー・ウッズの下で不振に陥っていたブラウンズ守備陣を好転させるためにクリーブランドに戻ってくる。シュワルツのスキームはプロボウルに選出された経歴を持つディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットと相性がいいとはいえ、ブラウンズは今オフシーズンに、あらゆるレベルに欠陥のあるユニットをアップグレードする必要があると言えよう。
【RA】