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タイタンズが49ers選手人事部門責任者のラン・カートンを新GMに

2023年01月18日(水) 11:44


ラン・カートン【AP Foto/Jed Jacobsohn, Archivo】

ラン・カートンがテネシー・タイタンズの転換を率いるリーダーに指名された。

タイタンズがサンフランシスコ・49ersの選手人事部門責任者だったカートンを新ジェネラルマネジャーに雇用するプロセスを完了したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロと現地17日(火)に報じている。

カートンは2022年シーズン中に解雇されたジョン・ロビンソンの後を引き継ぐ。タイタンズは2022年シーズンを、2015年以来の負け越しで終えた。

タイタンズは元NFLプレーヤーでまだ41歳のカートンに希望を見出したようだ。カートンのキャリアはアトランタ・ファルコンズのプロスカウトから始まり、タイタンズのトップにまで至っている。ガラフォロはカートンが火曜日にタイタンズと2度目の面接を行い、その日のうちに契約がまとまったと伝えた。

カートンは流動的な時期にあるタイタンズでヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルと合流する。7勝10敗のシーズンから立て直そうとするブラベルHCはカートンより6歳年上で、ヘッドコーチとして6年目を迎えようとしている。カートンとその同僚らに課された最も緊急性のあるタスクは、クオーターバック(QB)ポジションをどうするかだ。ライアン・タネヒルはケガにはばまれたシーズンを終え、現行契約の最終年に入る。また、攻撃コーディネーター(OC)トッド・ダウニングを解雇したことで、新たなOCを見つける必要もある。さらに、タイタンズが11位指名権を持っているドラフトに向けた計画も立てなければならない。また、ロビンソン時代に何度か強く必要としていた、すぐに影響を与えることのできる選手も見つける必要もある。

カートンの父であるモーリスは長いNFLキャリアを築き、選手としてニューヨーク・ジャイアンツで2度のスーパーボウル制覇を果たした。ランはインディアナポリス・コルツとドラフト外フリーエージェントとして契約したのをきっかけにNFLで3年プレーしている。2008年から2011年はファルコンズでプロスカウトを担当。ロサンゼルス・ラムズで2012年から2016年にプロ人事部門責任者を務めた後、49ersに加入した。

日曜日にディビジョナルラウンドの試合でダラス・カウボーイズと対戦する49ersは、7年を共にしたカートンを失う。最後の2年では、カートンは選手人事部門責任者を務めていた。

タイタンズには忙しいオフシーズンが待ち受けている。しかし、火曜日にカートンを新GMに迎えたことで、彼らはまず一つの重要なボックスにチェックを入れた。

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