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WRホプキンスとの将来は今後数週間で評価するとカーディナルスオーナーのビッドウィル

2023年01月19日(木) 10:44


アリゾナ・カーディナルスのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Rick Scuteri】

アリゾナ・カーディナルスの新ジェネラルマネジャー(GM)モンティ・オッセンフォートにとって最初の任務の一つは、スターワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスをこれからどうするかを決めることだ。

現地17日(火)に行われたGMの就任記者会見で、カーディナルスのオーナーであるマイケル・ビッドウィルは、オッセンフォートの着任がひと段落すればホプキンスの将来が最優先されると指摘した。

ビッドウィルはホプキンスとの契約について「いろいろと話し合った中で(オッセンフォートが)そのいくつかを評価することになる」と述べている。「彼も話していた通り、この組織の一員になってからまだ数時間しか経っていない。まだどこに何があるかも分からない状態だから、契約に着手するのは今後数週間のことになる。そのことについてはまたたっぷりと話すことになるだろう」

現在ホプキンスは2024年まで契約しており、2023年のキャップヒットは3,000万ドル(38億5,290万円)となる。維持するのが難しいこの契約は何らかの方法で調整しなければならない。保証金はもう残っていないため、ホプキンスは自分の将来を担保するために契約延長を求めることもできる。

このスターレシーバーが、オッセンフォートの再建に必要となる追加のドラフト権獲得を実現できるチームの数少ない資産の一つであることを考えると、カーディナルスがホプキンスのトレードを検討している可能性は高い。しかし、ノートレード条項を契約に盛り込んでいるホプキンスは、新GMがプロボウルに5回選出されている彼を移動させることを決定した場合、行き先について意見を述べることができる。

ホプキンスが最後にフルシーズンをプレーしたのは2020年で、その年は115回のキャッチで1,407ヤードとタッチダウン6回をマークした。2021年は長引くケガに悩まされて10試合で572ヤードとタッチダウン8回を記録。2022年にホプキンスは開幕から6試合の出場停止処分を科され、地区最下位に終わったシーズンの最後の2試合を欠場した。NFL10年目のシーズンは9試合に出場してキャッチ64回で717ヤードとタッチダウン3回を獲得している。

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