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カウボーイズRBトニー・ポラードが足の骨折とハイアンクルスプレイン

2023年01月23日(月) 23:34

ダラス・カウボーイズのトニー・ポラード【AP Photo/Tony Avelar】

現地22日(日)にサンフランシスコ・49ersとのディビジョナルラウンド戦に臨んだダラス・カウボーイズに負傷者が発生した。プロボウラーであるランニングバック(RB)トニー・ポラードが大きなケガを負っている。

ポラードは第2クオーター終盤にタックルを受けて足を骨折したのに加え、ハイアンクルスプレインを負った。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが月曜日に伝えている。ラポポートは3カ月の回復期間が見込まれるとつけ加えた。

2022年にキャリア初めてのプロボウル選出を果たしたポラードは、カウボーイズのラッシングアタックの双頭の一人としてキャリー193回、1,007ヤードをマーク。ランニングメイトであるエゼキエル・エリオットより、キャリーは38回少なかった。

26歳でのシーズンを迎えるにあたり、ポラードはフリーエージェントになろうとしている。グレッグ・ローゼンタールが選ぶ2023年のトップフリーエージェントでは20位にランクイン。守備陣の間を素早くすり抜けるポラードの存在によってエリオットの稲妻も効力を発揮する形になっているものの、再契約もしくはフランチャイズタグ使用の決断は、回復具合によって複雑なものになる可能性がある。3月15日(水)に始まるフリーエージェンシー期間に新たなチャンスを探すことが許されるのであれば、その際にも健康状態を取り戻しているかどうかによってポラードのマーケットに影響が出るだろう。

49ersに19対12で敗れた試合では、カウボーイズのランニングアタックが全体的に封じられていた。ポラードはゲームを離脱するまでに、22ラッシングヤードを記録している。QBダック・プレスコットはその次のプレーでこの日2度目のインターセプトを喫しており、ポラードが離脱した後のカウボーイズは6度しかランニングバックにボールを渡していない。

ポラードのブレイクシーズンは、エリオットが1試合で100ラッシングヤードを記録できずに終わったシーズンでもあった。エリオットは2021年シーズン第5週以来、1日で100ヤードを超えたことがない。そのことが、特にポラードが負傷した後に、カウボーイズのバックフィールドの状況を曇らせていた。

来季のスタート時に28歳になっているエリオットは、『Over the Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、契約下にあるランニングバックの中で3番目に高額の選手だ。

カウボーイズはすでに、1人、もしくは2人のランニングバックをいかにロースター上にキープするかという難しい問題を抱えている。その問題の難易度が、さらに増した。

日曜日に敗北したことで、カウボーイズのオフシーズンが正式に始まっている。大きな問題もまた、始まったばかりだ。

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