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チームを軽視する見方が間違いだと証明し続けるベンガルズ

2023年01月24日(火) 14:42

シンシナティ・ベンガルズのジャマール・チェイス【AP Photo/Matt Durisko】

シンシナティ・ベンガルズは見くびられながらもやり遂げた。

雪の降る西ニューヨークで第2シードのバッファロー・ビルズを27対10で退けたベンガルズの選手たちは、この週を通じて――そしてシーズンを通じて――実力を疑われたことに対して募っていたフラストレーションを解消した。

『Cincinnati Enquirer(シンシナティ・エンクワイアラー)』によれば、ワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスは「彼らは俺たちのことを見下してきたが、俺たちはこれからもやってやる」と話したという。

「彼らの俺たちへの態度には敬意がなかったが、俺たちは彼らがどんな扱いをしようが、何をしようが気にしない。俺たちのスケジュールは一年を通して一番ハードだった。俺たちにとって、楽なことなんてない。自分たちに何ができるかは知っているし、だからこそ俺たちはここに来て誰とも騒ぎを起こさず、世界に向かってショーを見せたんだ」

日曜日にいずれのチームが優れているかは、最初から明らかだった。ベンガルズは最初の2回のドライブで得点を上げており、守備陣はクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンとビルズをスリーアンドアウトに追い込んでいた。

ベンガルズは降雪の中でも快適そうに見えた。攻撃陣は412ヤードとファーストダウン獲得30回を記録している。守備陣はアレンとステフォン・ディッグスのコンビネーションをけん制し、相手に10ポイントしか許していない。

ディフェンシブタックル(DT)D.J.リーダーは「俺たちは彼らのホームフィールドにやって来て、彼らを10ポイントに抑えてやった」と言う。

「俺たちが獲ったのは27点。俺たちがこれからK.C.に行く。大事なのはそれさ。俺たちを見くびって“ベンガルズはこうじゃない”とか“ベンガルズはああじゃない“とか言っていればいいさ。俺たちはただ、日曜日に勝ち続けるだけだ」

オフェンシブラインにケガ人が出ている中で、多くの人々はベンガルズがハイパワーのビルズを倒すとは考えていなかったかもしれない。しかし、ベンガルズのブロッカーたちは優れたプレーをした。ジョー・バロウはボールを放ち、ワイドアウトたちはディフェンシブバックを苦しめ、グラウンドゲームは引き続き効果を発揮していた。一方、ベンガルズのディフェンシブフロントもビルズのオフェンシブラインを圧倒し、バッファローのゲームプランを崩壊させている。

ワイドレシーバー(WR)タイラー・ボイドは「俺たちはただ、彼らを上回っただけだ」と事もなげに話している。

「ここでスペシャルなチームは、俺たちだった」

2022年に0勝2敗というスロースタートを切ったベンガルズは、10月中旬までに2勝3敗になっていた。しかし、ザック・テイラーHCのチームは恐ろしいハロウイーンにクリーブランド・ブラウンズに敗れて以来、黒星をつけられていない。10連勝を飾ったベンガルズは、カンザスシティ・チーフスとのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦に挑む。

「(リスペクトについて)くどくど言うのは終わりだ。彼らが俺たちをリスペクトしていようといまいと、どうでもいい」と言うリーダーはこう続けた。

「俺たちには大事なやつらがたくさんいて、懸命にフットボールをプレーしている。彼らのことは(忘れる)。どうでもいい。彼らが何を書こうと、毎週彼らが何を感じていようと、俺たちはただフットボールをプレーしていく。これ以上話す価値もない」

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