NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップ戦まであと数日となっており、サンフランシスコ・49ersの主要選手の一部が現地25日（水）の練習に参加していなかったのは、それが理由だと考えられる。

ランニングバック（RB）のクリスチャン・マカフリー（ふくらはぎの打撲）とイライジャ・ミッチェル（そけい部）、クオーターバック（QB）ジミー・ガロポロ（足）は週の真ん中の練習に参加しなかった。また、ワイドレシーバー（WR）ディーボ・サミュエル（足首）は制限付きでの参加となっている。チャンピオンシップウェンズデーに報道陣に応対したヘッドコーチ（HC）カイル・シャナハンは、当初はサミュエルが練習しない予定だと話していたものの、元プロボウラーのサミュエルは一部のレップスに参加していた。

サミュエルの負傷はちょっとした驚きだ。サミュエルはシーズン18週に足首の負傷から復帰してプレーして以来、練習を欠席したことはなかった。

シャナハンHCはサミュエルの足首の問題について「少し前からあった」とし、「この先は問題ないと思うが、今日はやめておこうと思わせる程度には心配だった」と続けた。

シャナハンHCのコメントにつけ加え、サミュエル本人は足首に痛みがあるものの、日曜日に行われるフィラデルフィア・イーグルスとのカンファレンスタイトル決戦でフィールドに立つことに疑いはないと話している。

マカフリーは去る日曜日にダラス・カウボーイズを退けたディビジョナルラウンド戦でふくらはぎを打撲しており、試合中にサイドラインでふくらはぎを伸ばそうとする姿が見られている。ミッチェルは同じ試合でそけい部にケガを負ったが、それでもキャリー14回、51ヤードで勝利に貢献。49ersは手堅い守備陣と対峙する今週末に2人が間に合うよう願っている。

足のケガで多くの時間を失い、当初はシーズン終了だと考えられていたガロポロが参加していなかったのは、意外ではない。シャナハンHCは水曜日に、ガロポロが今週末にプレーできるとは考えていないとし、これまで全勝の新人QBブロック・パーディーが先発予定だと話していた。

差し迫った問題は、トップシードのイーグルスを相手にベストの戦いをし、スーパーボウルの舞台に再び立てるよう準備することだ。49ersはそれに専念し、日曜日まで態勢を整えるべく、寛容な措置とリハビリを行っている。

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