ご安心召されよ、チーフスファン。クオーターバック（QB）パトリック・マホームズは現地29日（日）に実施されるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップ戦に向けて順調に進んでいるようだ。

カンザスシティ・チーフスの水曜日の練習に、マホームズはフル参加している。マホームズは水曜日に報道陣に対応した際、ハイアンクルスプレインについてポジティブなスタンスを示し、“練習場に出て、どんな具合か試し、自分がどこにいるのかを確認することにワクワクした”と話した。

少なくとも今は、マホームズが日曜日にプレーすると保証されたわけではない。ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは水曜日の練習前に、チーフスはマホームズに関しては日々の対応をしていくと述べているが、水曜日の練習を欠席しなかったのは良い兆候だ。

「彼は前にもケガをしたことがあるので、その経験を当てにすることができる。彼はうまくやるだろう。とにかく、彼が安全であるようにするのが大事だ。フットボールフィールド上で、できる限り安全にすることがね」とリードHCは語った。

マホームズはここ数日間の大部分で治療やリハビリに集中し、シンシナティ・ベンガルズとのAFCタイトル戦に向けてフィルムスタディーを行ってきたと話している。足首の負傷はマホームズがキャリアを通して経験してきたものの中で最悪というわけではなく、2020年シーズンに負ったつま先のケガが一番大変だったという。

マホームズには同様の足首のケガを抱えながらプレーした経験がある。2019年、マホームズはシーズン開幕戦で左足首にハイアンクルスプレインを負い、それがパスの間の体重移動に影響したものの、欠場を強いられることはなかった。

今回はスローイングにおいてプッシュする方の足首の負傷だ。

「すごく似てる。ただ足首が違うだけ」と言うマホームズはこう続けた。

「特にクオーターバックポジションだと、しっかりと立って、投げ終わるときで足首の違いが出てくる。前のときは着地する方の足だったから、踏み込んで正しい位置にキープするための方法を見つけなければならなかった。今回は正しく蹴り出してスローできるやり方を探さなきゃね。だから、ある意味では似ているけれど、どういう制限があるかという部分では違うし、自分が取り組まなきゃならないことも違う」

チーフスを4年で3度目のスーパーボウルに導く可能性のある試合では、すべてのオフェンシブスナップに参加したいと願っているマホームズ。それをやり遂げるために痛みが伴うこともいとわないようだ。

「たくさんの偉大な選手がそれをやってきた。ただコンペティターであるってことだと思う。そこに出ていたい。特に、こういうゲームではね。できるのはメンタルな部分で準備を整え、今週を通じて体調を整えることだけ。ゲームデーになったら、ただ試合に集中するだけさ。俺がやろうとしているのがそれ。自分の体をできる限り試合に向けて整え、プレーして勝つための道を見つけようと努力する」とマホームズは話した。

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