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49ersシャナハンHC、イーグルスWRスミスのキャッチにチャレンジしなかった理由を説明

2023年01月31日(火) 13:48

サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン【AP Photo/Josie Lepe】

サンフランシスコ・49ersのクオターバック(QB)たちの負傷が31対7での大敗につながり、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン率いるチームはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦を落とした。

オープニングドライブでフィラデルフィア・イーグルスが第4ダウン残り3ヤードの状態からワイドレシーバー(WR)デボンタ・スミスへの29ヤードのディープショットでファーストダウンを獲得していなければ、試合は違った展開になっていたかもしれない。

スミスのジャンプからのキャッチは、問題のないキャッチだったように見えた。スミスはイーグルスの攻撃陣に次のプレーに早く入るよう促しており、実際にそうなったため、シャナハンHCがチャレンジフラッグを投げ入れる機会はなかった。

シャナハンHCは日曜日に、スミスがコントロールしなかったように見えるアングルを49ersが見ることはなかったため、チャレンジフラッグを投げなかったと説明している。

「われわれが見たリプレーには明らかにそれが映っていなかった」とシャナハンHCは試合後に話した。

「スコアボードに出た一つを見た。いずれにせよ、チャンスにかけてスローするつもりはなかった。しかし、彼らはスコアボードに一つを出して、それにはあなたたちが見たようなアングルは含まれていなかった。キャッチのように見えたし、われわれはタイムアウトを無駄にしたくなかった。それを見なければ、確かに手元にあったものだ。彼らはいくつか他のアングルが見えたと聞いているし、あなたがたも後でキャッチではなかったのが見えたわけだ」

スミスが地面に倒れるまでにポゼッションを維持していなかった様子がはっきりと『FOX(フォックス)』の放送画面に流れたのは、イーグルスが別のプレーを実施してからだった。

スミスのプレー直後のリアクションは、キャッチができていなかったことを示す一つの要素だったのかもしれない。しかしながら、49ersが追加のリプレーを見る前にラインを形成するようチームメイトたちに促したのは、賢明でもあった。

他のアングルの映像が見られたのか聞かれたシャナハンHCは「そうだったら良かった。だが、そこには人がいて、つまり、NFLがそれを実行できるし、彼らがそれを確認できたなら、彼らはそうすることになっている。だが、われわれはそれを見なかった。プレークロックがあり、40秒と決まっている。彼らはそれを動かすつもりだった。彼らはそれを動かした。いずれにせよ、私はスローするつもりはなかった。ただ願っていただけだ。だが、彼がキャッチしたように見えた。そして、彼らはそこでリプレーを映した。彼らが映したことにショックを受けたよ。だが、その(最初の)リプレーでは他の角度がなく、キャッチのように見えた。われわれがやらなかった理由がそれだ。ドライブの最後に、彼らはいくつかの他のアングルを見たと聞いたし、インコンプリートだったと聞いた」とコメントしている。

シャナハンがチャレンジしていたら、49ersは0対0の状態で、自陣35ヤードでボールを持っていただろう。バタフライエフェクトによって、ゲーム全体が変わっていたかもしれない。

実際には、QBブロック・パーディーが――イーグルスHCニック・シリアニのチャレンジによって――サックからのファンブルとなったプレーで負傷した。そして、49ersのゲーム変わってしまった。

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