パンサーズが元ブロンコスDCエジロ・エベロを新DCに
2023年02月06日(月) 10:02カロライナ・パンサーズがフランク・ライクヘッドコーチ(HC)の下に新しいコーチングスタッフを配置するプロセスを開始している。
現地5日(日)、パンサーズがデンバー・ブロンコスの守備コーディネーター(DC)だったエジロ・エベロを新DCに迎える契約の内容に合意した。
ブロンコスで1シーズンを過ごし、率いたユニットが被獲得ヤードで7位、被獲得ポイントで14位と、一貫して相手オフェンスを苦戦させてきたエベロは、コーチングスタッフの中の新星になっている。
今回の雇用サイクルの大部分でヘッドコーチ候補と見られていたエベロは、アリゾナ・カーディナルス、ヒューストン・テキサンズ、インディアナポリス・コルツ、ブロンコスに加え、ライクHCを起用する前のパンサーズともヘッドコーチ職の面談を受けていた。
パンサーズは素早い動きでエベロをスタッフに加えている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが、他のチームでコーディネーターレベルの職を得る機会を開くべく、デンバーが42歳のエベロの契約を解除したと伝えた翌日、エベロはカロライナに新たなホームを見出した。
エベロにとって、これが公式にはNFLでのコーチングキャリアにおいて6つ目の所属先となる。エベロは2007年にタンパベイ・バッカニアーズで守備クオリティコントロールコーチとして仕事を始め、2011年から2015年にはサンフランシスコ・49ersでアシスタントを務めた。グリーンベイ・パッカーズで1シーズンを送ってからロサンゼルス・ラムズに移籍し、セーフティコーチを1年担当した後、3年間を守備パスゲームコーディネーター/セカンダリーコーチとして過ごしており、その間にチームはスーパーボウル優勝を果たしている。
ブロンコスのDCを1年務めたエベロは、2022年に被得点と被獲得ヤードで19位と22位だったユニットを引き継ぐ。
ディフェンシブエンド(DE)ブライアン・バーンズやコーナーバック(CB)ジェイシー・ホーン、セーフティ(S)ジェレミー・チンなどの若手をロースターにそろえ、エベロはそのランキングを前に進めていくことを期待されている。
【A】