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QBロジャースが戻ってこなくても、「ジョーダン・ラブの準備はできている」とパッカーズRBアーロン・ジョーンズ

2023年02月12日(日) 20:40


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ジョーンズ【AP Photo/Matt Ludtke】


ここ数年来と同じように、グリーンベイ・パッカーズのオフシーズンの話題の中心はクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのステータスを巡るものとなっている。

キャリア18年のベテランは自身の将来についてまだ考え中で、一緒にプロボウルに選ばれたチームメイトのランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズは彼に戻ってきてほしいと思っているものの、後継者と目されるジョーダン・ラブに対しても確信を持っているようだ。

「ロッカールームの俺たちは、自分でコントロールできることはコントロールできると分かっている」とジョーンズは現地10日(金)、ポッドキャスト『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』で話している。「ただ自分自身に集中し、オフシーズンを開始して進めていく。そしてコントロールできることをコントロールするんだ。彼がここに来てくれれば最高だ、みんな大喜びだよ。そうでなければ悲しく思うだろう。俺たちのリーダーの1人、ロッカールームの偉大な人物を1人失うんだからな。あのような人を置き換えるのは難しい。でももしそうなるとしたら、ジョーダンの準備は間違いなくできていると思う」

2023年にラブがQB1に昇格したとすると、1993年以来パッカーズで第1週の先発を務めるQBは彼で3人目ということになる。またそれは、タッチダウンパス(475回)のフランチャイズ記録を持ち、パスヤード(5万9,055ヤード)と勝利数(147勝)で2位の記録を持つ未来の殿堂入り選手の後任という任務を背負うということでもある。

2022年シーズン第12週にラブは肋骨(ろっこつ)を痛めたロジャースに代わって出場し、フィラデルフィア・イーグルスに破れはしたものの、確かにポテンシャルをのぞかせた。113ヤードを投げてタッチダウン1回を成功させ、パサーレート146.8を獲得している。だが、彼のページはまだ多くが未記入のままであり、パッカーズはロジャースの決断を待っているだけでなく、ラブの5年目オプションを行使する5月1日(月)の期限にも直面している。

そのポジションについては不透明だが、ジョーンズはバックフィールドのステータスに関してはとても明快だと考えている。

「チーム内での自分の立場には満足だ」とジョーンズは言う。「(ジェネラルマネジャーのブライアン・グーテクンストと)話をしたら、彼ははっきり戻って来てほしいと俺に言った。再建とか何かはあるかもしれないけど、彼らは俺に戻ってもらいたいと思っている。望まれるっていうのは最高の気分だ」

昨年を含めて、過去4シーズンで3回1,000ランヤードを達成したジョーンズだが、2023年はキャップヒットが2,000万ドル(約26億2,830万円)に上る予定だ。これはRBとしてリーグで2番目に大きいキャップナンバーを持つカウボーイズのエゼキエル・エリオットより約330万ドル(約4億3,367万円)多い金額だ。

パッカーズが契約を再編してジョーンズを呼び戻せば、28歳のRBはランヤードでチームの最高記録を視野に入れることができる。2022年に彼は記録を5,284ヤードに伸ばし、歴代3位に浮上した。

1位のアーマン・グリーンとは3,038ヤード差だ。

「それが達成できたらありがたいな」とフランチャイズ記録について聞かれたジョーンズは答えた。「今年は3位に上がった。トップ2は8,000ヤードぐらいだったはずだ。だからまだ少しあるけど、そうだな、それは間違いなく俺のゴールの1つだ。もしここに長くいられるなら、必ず達成できると思っている」

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