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ケレン・ムーアOCが一貫性を高めてくれることを願うチャージャーズRBエイケラー、「俺たちにはやり残したことがある」

2023年02月12日(日) 23:03


ロサンゼルス・チャージャーズのオースチン・エイケラー【AP Photo/Chris Carlson】


ランニングバック(RB)オースチン・エイケラーは2018年以来となったロサンゼルス・チャージャーズのプレーオフ進出を果たした土台を今後も組み上げていくつもりであり、そのプロセスでワイルドカードでの屈辱の味を消そうとしている。

スーパーワイルドカードの週末に一時は27対0で先行しながら、31対30でジャクソンビル・ジャガーズに敗れたチャージャーズは攻撃コーディネーター(OC)をジョー・ロンバルディから元ダラス・カウボーイズのプレーコーラー、ケレン・ムーアに変えることを決めた。変化を起こすことの必要性を感じるエイケラーはこの動きに理解を示す。

「俺たちは成功したけど、もっと一貫性を見いだすために今もまだ新しい形を探している」と彼は現地11日(土)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Super Bowl Live(スーパーボウル・ライブ)』で話した。「NFLはすごく流動的だから、彼から何か得られるかどうかを確かめるためにケレンを呼んだんだ。彼はダラスでいい記録を持っている。いくつかの統計ではカテゴリーのトップを飾るほどだ。だから、“よし、この新しいコンビネーションが一貫性に役立つかどうかを見てみよう”という考えなのさ。シーズンの最後に重要なのはそれだからね。今みたいなアップダウンは許されない」

昨シーズンの多くの“アップ”はエイケラーによってもたらされた。彼は2年連続でスクリメージタッチダウンでリーグ首位を記録したにもかかわらず、プロボウルに選ばれたことはまだない。ウェスタン・コロラド大学からドラフト外でプロになった27歳は2022年にランキング30位のチャージャーズのラッシングオフェンスをほとんど単独で動かしていた。915ヤードを走ってタッチダウン13回を決め、レシーブでも722ヤードと、チーム最多のタッチダウンキャッチ5回を獲得している。

ダラスでのRBエゼキエル・エリオットやトニー・ポラードとの働きを考えると、ムーアにとって万能な武器のエイケラーは夢のような存在だろう。ムーアは231回のキャリーで876ランヤードのエリオットの威力と、193回のアテンプトで1,007ヤードのポラードの輝きをうまく利用し、2年続けてヤード数でリーグ9位のランニングオフェンスを生み出したばかりだ。

エイケラーはチャージャーズでキャリーが204回とほぼ全てを独占しており、2位のジョシュア・ケリーは69回と大きく引き離されている。だが、ランナーをミックスさせられるムーアの能力はエイケラーや他の選手たちの健康を保つのに適しているかもしれない。それはどうすればチャージャーズがもっと長くポストシーズンに残れるかと聞かれた際にRB自身も言及した。

彼はこれまでチームが成し遂げたものをさらに向上させることについて、すでに新OCと話したという。

「少しだけど話をした」と言うエイケラー。「俺は、あなたがこれから来るチームはハングリーなチームだよと言った。準備はできている。俺は自分を知っている。トレーニングキャンプが始まるまで辛口で行くぜ。みんなに繰り返し、俺たちは27対0から負けたんだってことを思い出させてやる。俺たちはそこに立ち戻らなきゃならないんだ。やり残した仕事があるからな。彼がやってくるのが楽しみだし、彼も準備ができていることを願う」

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