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「彼はボルティモアにいるべき」とジャクソンの残留を希望するレイブンズDEキャンベル

2023年02月13日(月) 11:02


カライス・キャンベル【AP Photo/Nick Wass】


2023年のNFLオフシーズンが目前に迫るなか、ボルティモア・レイブンズのディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが2023年シーズン以降もチームに残るよう、さっそく売り込みを行った。

第57回スーパーボウルが開催される現地12日(日)の『NFL GameDay Morning(NFLゲームデイ・モーンイング)』に出演したキャンベルは、レイブンズとジェネラルマネジャー(GM)エリック・デコスタは2019年に年間最優秀選手賞を受賞したジャクソンを残留させるべきだと主張した。

「ラマー・ジャクソンは驚異的なクオーターバックだ。彼はボルティモアに残る必要がある」と語ったキャンベルは日曜日、自身は2023年にNFLでもう1シーズンプレーすることを発表している。

「彼はどこにも行くべきではない。ボルティモアでキャリアを終えるべきだ」とキャンベルは続けた。「あの男はレジェンドで、プロフェッショナルとしての自覚がある。彼は成熟し、成長していて、俺は彼のためにプレーするのが大好きなんだ。一緒にフットボールフィールドに立ってラマー・ジャクソンがクオーターバックを務めるとき、自分たちは無敵だと思える。あのポジションに誰かれ構わず投入して、素晴らしいフットボールチームになれるとは思えない」

「これはビジネスで、いろいろな手段を講じなければならない状況があるのは分かっている。誰かが“1巡目指名権を5つくれれば”と言うかもしれないけど、彼の代わりを誰が務めるというんだ? ルーキークオーターバックの誰かがラマー・ジャクソンのようになる保証なんてどこにもない。フリーエージェント(FA)の選手を連れてきたとしても、チームにフィットするか分からない。そもそもラマー・ジャクソンのようなフリーエージェントなんていないだろう。とにかく、エリック・デコスタ、あなたのことは愛しているから、なんとかして彼を留めさせてくれ」

今後数週間のうちに両者が長期的な契約に合意できなければ、レイブンズはジャクソンにフランチャイズタグを行使する可能性があると、土曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロ、マイク・ガラフォロが報じている。また、ラポポートとガラフォロによれば、予想を上回る好条件のドラフト指名権を用意してレイブンズにこのMVPのトレードを持ちかけるチームが現れる可能性もあるという。

レイブンズがジャクソンにフランチャイズタグをつけられるのは3月7日(火)までとなる。

ジャクソンがタグをつけられた状態でプレーすれば、レイブンズは2024年に再びタグを使い、2025年にも3度目のタグを行使する可能性があるが、3度目は実質的にコストがかさむことになるとラポポート、ペリセロ、ガラフォロはつけ加えた。

レイブンズはスーパーワイルドカードウィークエンドにシンシナティ・ベンガルズに敗れたあと、攻撃コーディネーター(OC)のグレッグ・ローマンに別れを告げている。チームはジャクソンと相性の良さそうなOCを探しているところだ。ラポポートが日曜日に報じたところによれば、レイブンズとワシントン・コマンダースがカンザスシティ・チーフスのOCエリック・ビエネミーを狙っているという。

フランチャイズの未来にいくつもの疑問がつきまとうなか、キャンベルはジャクソンが2023年シーズンにボルティモアに戻ってくることを望んでいると明言した。

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