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ベアーズが新スタジアム建設を想定して土地を購入

2023年02月16日(木) 15:50


シカゴ・ベアーズ【NFL】

現地15日(水)、シカゴ・ベアーズが新しいスタジアムの建設地として評価していたアーリントンハイツ郊外の土地を購入した。

ベアーズは326エーカー(約132ヘクタール)の区画に1億9,720万ドル(約264億0,419万円)を支払ったと発表。

しかしながら、チームは今回の購入がそのまま新スタジアムやエンターテイメント区画建設プランの実現を意味するわけではないと警告している。

「最先端の屋内型スタジアムと多目的なエンターテイメント地区の建設が実現可能かを判断するためには、膨大な量の精査が必要になる」とベアーズは声明の中で述べていた。

湖にほど近い場所にあるシカゴのソルジャー・フィールドは1971年からベアーズの本拠として機能してきた。ベアーズは1921年から1970年にリグレー・フィールドでプレーしており、仮に新しいスタジアムが建設された場合、フランチャイズはシカゴにやってきて初めて、自らの名を抵当に載せることになる。

経済アナリストはベアーズのエンターテイメント地区が建設された場合、4万8,000人の雇用と地域に対する94億ドル(約1兆2,594億3,080万円)の経済効果がもたらされると分析している。

「ベアーズはアーリントンハイツの村や周辺の自治体、その住人と密接に協力し、地元コミュニティとイリノイ州全域のベアーズファンに最高の利益をもたらすことができるかについて、広範にわたるフィードバックを求めていく」と声明にはある。

「この計画には発展のすべてのステージで地元の雇用を優先する、堅牢な多様性、平等性、内包性のプログラムが含まれる」

ベアーズはソルジャー・フィールドから30マイル北西にあるアーリントン国際競馬場跡にレストランや小売店などの建設を想定しており、その建設費用には納税者の助けを借りながら50億ドル(約6,699億2,250万円)が見積もられている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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