パッカーズとRBアーロン・ジョーンズが2023年シーズンのサラリーを15億円に減額することで同意
2023年02月17日(金) 23:40グリーンベイ・パッカーズのファンはこのオフシーズン、アーロンの1人のステータスについては心配しなくていい。
ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズが2023年もクラブに残るため、減給を受け入れた。
現地17日(金)の朝、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは代理人ドリュー・ローゼンハウスの話として、パッカーズとジョーンズが新たなシーズンのサラリーを1,100万ドル(約14億8,032万円)に減額することで同意したと伝えた。新たな契約には852万ドル(約11億4,655万円)のサインボーナスが付いている。
ジョーンズは保証なしで1,600万ドル(約21億5,343万円)を受け取ることになっていた。次のシーズンも1,200万ドル(約16億1,464万円)で契約下にあり、それについては変更されていない。
彼の契約はどうしても改訂が必要だった。元のままではRB最高額となる2,001万3,000ドル(約26億9,214万円)というとてつもない金額をサラリーキャップで占めることになっていたからだ。
29歳のジョーンズがグリーンベイに残るために減給に応じたということは、彼が500万ドル(約6億7,271万円)の削減に同意しなければパッカーズは彼をカットするつもりだったということをほのめかしている。チームのレバレッジはこのオフシーズンにフリーエージェンシーとドラフトの両方においてのRB市場の衰退と、クラブ側が持つ複数のオプションを強調するものだ。
フィールドにいるときのジョーンズは今もダイナミックなプレーメーカーだ。沈みつつあるパッカーズオフェンスにあって、彼は2022年に213回のキャリーで1,121ランヤードを獲得し、タッチダウン2回をマークした。またキャリアハイにあたる59回のキャッチで、395レシーブヤードとタッチダウン5回も決めている。
ジョーンズとA.J.ディロンのコンビネーションはNFL屈指の優れたバックフィールドを形成している。パッカーズはダイナミックなデュオの少なくとも片方をもう1年確保した。
これで彼らはもう1人のアーロンの方に注意を戻すことができる――本人が暗闇から姿を現し次第、いつでも。
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