ロサンゼルス・チャージャーズがディフェンスのコーチングルームに変化を起こしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地20日（月）に状況を知る人物の話を元に伝えたところによると、チャージャーズがデリック・アンスリーを守備コーディネーター（DC）に、トミー・ドナテルをセカンダリーコーチ兼パスゲームコーディネーターに昇格させる予定だという。

今回の動きは、2シーズンにわたってチャージャーズの守備コーディネーターを務めていたレナルド・ヒルがマイアミ・ドルフィンズと複数年契約を結び、新守備コーディネーターであるビック・ファンジオのスタッフに加わることに伴うものだ。チャージャーズはヒルがディフェンシブバック（DB）コーチ兼パスゲームコーディネーターとしてファンジオのスタッフに加われるように契約の解消を認めた。

それにより、チャージャーズのヘッドコーチ（HC）ブランドン・ステイリーは今回の採用サイクルで人気のあった2人の新進気鋭の若手コーチに頼ることができるようになっている。

アンスリーは2019年から2020年にかけて、守備コーディネーター兼DBコーチとしてテネシー大学に在籍していた。その後、2021年から2022年にかけてはチャージャーズでDBコーチを務めている。

一方、ミネソタ・バイキングスの元DCエド・ドナテルの息子であるトミー・ドナテルは、この2シーズンをチャージャーズのアシスタントセカンダリーコーチとして過ごしていた。それ以前は、2017年から2020年までシアトル・シーホークスで守備クオリティコントロールコーチを務めていた。

【RA】