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FA開始前に引退に関する決断を下すとペイトリオッツSマコーティー

2023年02月23日(木) 11:06


ニューイングランド・ペイトリオッツのデビン・マコーティー【AP Photo/Doug Murray】

ニューイングランド・ペイトリオッツは先週、ワイドレシーバー(WR)マシュー・スレイターがフォックスボロでキャリアを継続すると発表。それにより、長年ペイトリオッツで活躍してきた主力選手の1人がチームに戻ってくることが確定した。今、注目されているのは、長年ペイトリオッツに所属しているもう1人のベテラン選手であるセーフティ(S)デビン・マコーティーだ。

フリーエージェント(FA)になろうとしているデビンはポッドキャスト『The Patriots Report(ザ・ペイトリオッツ・レポート)』に出演した際に、引退するかNFLキャリア14シーズン目でプレーするかは数週間以内に判断すると明かした。

「行ったり来たりしている」とデビンは語っている。「家族と一緒に休暇を過ごした後に(ジェイソン・マコーティーと)1週間、過ごす予定があるのはいいことだと思っている。特に年齢を重ねた選手にとって、フットボールから離れることは物事を広い視野で見たり、他のことをしたりするのに役立つと思う」

デビンの双子の片割れであるジェイソンは、『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”で司会を務めている。

デビンはフリーエージェント期間が始まる前に判断を下すつもりだと話しているため、ペイトリオッツにはそれまでにデビンが引退する場合に備えて別の選手を探す時間があると言えよう。

「3月の初めか3月の2週目になるだろう」とコメントしたデビンはこう続けている。「俺と妻は来年をどういう年にするか決めたり、計画したりし始めるつもり。ちょうどその頃、フリーエージェントが始まるから、本格的に検討して決断するのにいい時期だと思っている」

以前ほどの勢いは無くなっているかもしれないが、35歳のデビンは依然としてプレーを止めることができる。2022年シーズンにはタックル71回、パスディフェンス8回を記録し、ビル・ベリチックHC(ヘッドコーチ)率いるチームのセカンダリーでベテランの存在感を示していた。

これまでにスーパーボウル制覇を3度経験したデビンは、引退を決意した場合、すぐにメディアで活躍することができるだろう。デビンは現在、プレーを続けたいという気持ちと、他に何があるのか知りたいという気持ちのバランスを見いだそうとしている状態だ。

デビンは「次の年を楽しみにしているし、別のことをやっている自分を想像している」と語り、「プレーしている自分も想像している。自分と家族にとって何がベストなのかを決めることは本当に難しいと思う」と続けた。

【RA】