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ブロンコスがDC候補としてペイトリオッツのマット・パトリシアと面談

2023年02月23日(木) 16:32


デトロイト・ライオンズのヘッドコーチ(HC)マット・パトリシア【AP Photo/Paul Sancya】

新たに興味深い人物がデンバー・ブロンコスの守備コーディネーター(DC)候補に浮上している。

現地22日(水)、ニューイングランド・ペイトリオッツのシニアフットボールアドバイザー/オフェンシブライン(OL)コーチであるマット・パトリシアが守備コーディネーター候補としてブロンコスおよびその新ヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンと面談したという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。

エジロ・エベロがカロライナ・パンサーズに移ったことで空いたポジションを巡っては、パトリシア以外にも、アリゾナ・カーディナルスの元DCでブロンコスの元HCでもあるバンス・ジョセフや、ニューヨーク・ジェッツの元HCレックス・ライアン、セインツの元共同DCクリス・リチャードが面接を受けている。

2021年にシニアフットボールアドバイザーという肩書きでペイトリオッツに戻ってきたパトリシアは昨シーズン、精彩を欠くペイトリオッツオフェンスでプレーコールを担当するという不本意なシーズンを過ごしていた。

パトリシアの経歴や履歴書を見れば、ディフェンスの指導経験の方が多かったことがうかがえる。

2012年から2017年までペイトリオッツの守備コーディネーターを務めていたパトリシアは、2018年にデトロイト・ライオンズのヘッドコーチに就任し、3年間にわたって指揮を執っていた。

48歳のパトリシアは再びニューイングランドを離れ、ディフェンスサイドに戻るのだろうか? その答えは明らかになっていないが、ブロンコスのDC採用は瞬く間に現在のコーチングサイクルで最も興味深い採用の1つとなっている。

【RA】