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ジョー・ロンバルディが新ブロンコスOCとしてショーン・ペイトンと再会

2023年02月27日(月) 09:47


ジョー・ロンバルディ【AP Photo/Kyusung Gong】

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区にとどまったジョー・ロンバルディが、ショーン・ペイトンHC(ヘッドコーチ)と3度目のタッグを組むことになった。

現地25日(土)、ブロンコスがロサンゼルス・チャージャーズの元攻撃コーディネーター(OC)であるロンバルディを新OCとして採用すると発表。

1月17日にチャージャーズから解雇されたロンバルディは、もう一度ペイトンと再会を果たそうとしている。

現在51歳のロンバルディは2007年から2013年までニューオーリンズ・セインツに所属し、ペイトンの下で攻撃アシスタント、その後にクオーターバック(QB)コーチを務めていた。デトロイト・ライオンズの攻撃コーディネーターを2年間務めた後、再びニューオーリンズに戻ってペイトンのスタッフとなったロンバルディは、2016年から2020年までセインツのQBコーチを担当していた。

歴史は繰り返されるようだ。再び2年にわたって攻撃コーディネーターを務めたロンバルディは、1月31日にブロンコスの指揮官として採用されたペイトンと再合流を果たす。

解雇されたとはいえ、ロンバルディがチャージャーズで過ごした期間の成績が悪かったわけではない。チャージャーズはここ2シーズンともに獲得ヤードで10位以内にランクインしており、2021年には得点で5位につけていた。2022年にはそこから順位を8つ落としている。

攻撃コーディネーターとしての2回の在任期間で苦労を経験したロンバルディだが、過去にペイトンのスタッフの一員として成功を収めたのは間違いない。殿堂入りが確実視されている元QBドリュー・ブリーズとの相性がよく、2009年シーズンにはセインツのスーパーボウル優勝にも貢献した。

初めてブロンコスの一員となった2022年に落胆のシーズンを送ったQBラッセル・ウィルソンのキャリアを立て直すことを期待されながら、ロンバルディはペイトンと再びタッグを組むことになる。

ロサンゼルスを追われたロンバルディだが、かつてのボスであるペイトンとブロンコスからは両手を広げて歓迎されている。

【RA】