ファルコンズがQBマーカス・マリオタを1シーズンで放出
2023年03月01日(水) 08:57アトランタにおけるクオーターバック(QB)マーカス・マリオタを起用する試みが正式に終了した。
現地2月28日(火)朝、アトランタ・ファルコンズが1年間チームに所属していたマリオタを放出したと発表。
ジェネラルマネジャー(GM)テリー・フォンテノーはNFLスカウティングコンバインの場で行われた記者会見で「私たちはマーカスと、彼がここにいる間にしてくれたすべてのことに本当に感謝している」と述べ、こう続けた。「個人としても、プロフェッショナルとしても、素晴らしい人だ。このプロセスを通じて、彼とも彼の代理人であるライアン・トルナーとも、素晴らしいコミュニケーションをとってきたし、現時点でチームにとってベストなことをしていると信じている」
「だが、彼自身と、彼がここにいたときにしてくれたことに感謝している」
マリオタは2年間にわたってラスベガス・レイダースでバックアップを務めた後、昨オフシーズンにファルコンズと契約を結んだ。
ファルコンズはマリオタを獲得した後に2022年NFLドラフトの3巡目でQBデズモンド・リッダーも指名したが、クラブはマリオタに対してシーズン開幕までの橋渡し役となるスターター以上の存在であることを証明する機会を与えた。
しかし、かつてドラフト全体2位指名を受けたマリオタの昨シーズンにおける主な仕事は、要約するとファルコンズのラン重視の攻撃を統率するというものだった。
マリオタは昨季に2,219ヤード、タッチダウン15回、インターセプト9回、パス成功率61.3%をマーク。13試合で先発を務めて5勝8敗に導いたマリオタが、30回以上のパスを試みたのはわずか2試合で、250パスヤード以上を記録したのはわずか1試合だった。
ファルコンズがリッダーを起用してマリオタをベンチに下げた1週間後、29歳のマリオタは慢性的にケガを抱えていた膝の手術を受けることになったために故障者リザーブ(IR)に登録され、シーズンを終えた。
現在、マリオタはフリーエージェント(FA)として3シーズンで3つ目、そしてキャリアで4つ目の所属チームを探そうとしている。一方のファルコンズはリッダーおよび、フリーエージェントあるいはドラフトで獲得する選手と共に前進しようとしているようだ。
【RA】