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2023年NFLスカウティングコンバインでピッツバーグ大学DTカンシーが2003年以来の好記録

2023年03月03日(金) 10:11

カライジャ・カンシー【NFL】

ピッツバーグ大学のディフェンシブタックル(DT)カライジャ・カンシーにとって、アーロン・ドナルドとの比較を避けるのはさらに難しくなった。

カンシーは2023年NFLスカイティングコンバインの40ヤード走公式記録で4.67秒をマークしており、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば2003年以来で最速のディフェンシブタックルとなった。カンシーはドナルドが2014年に記録した4.68秒を上回っている。

2人の選手の類似点は、ともあれ表面上に表れている部分については避けがたいものだ。2人ともピッツバーグ大学に通った。2人ともディフェンシブタックルとしては小柄な部類に入る。2人ともインテリアラッシャーにしてはサック回数が多い。そして、2人ともポジション内で明らかに驚異的な運動能力を有している。

力量に関してはカンシー(約185センチメートル、約127キログラム)が10年ほど前のドナルドに匹敵するわけではないが、強烈な40ヤード走記録は助けになるだろう。40ヤードダッシュの後に行われたポジションドリルでも、カンシーは他のDラインのメンバーよりもなめらかな動きを見せていた。

NFLネットワークのドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアは、コンバイン前の時点でカンシーを注目選手ランキングの30位に入れている。ジェレマイアはカンシーを“まれな素早い動きと爆発力を有する小柄でコンパクトなDT”であり、“インテリアにおいて非常にダイナミックで破壊的な存在”と評した。

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