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49ersのQBパーディーの手術終了、投球開始まで3カ月程度の見込み

2023年03月11日(土) 11:18

サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【AP Photo/Jed Jacobsohn】

サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーがようやく肘の手術を受けた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地10日(金)、情報筋の話として、パーディーの肘の手術は成功したと報道。予定されていたUCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)の治療はインターナルブレース法によって実施されたという。

パーディーが次にスローイングできるようになるまで3カ月ほどかかると見られており、ガラフォロはそこからストレングスの強化を図っていくことになると付け加えている。

49ersも手術実施を金曜日に認めている。

パーディーが肘を痛めたのは49ersがフィラデルフィア・イーグルスに敗北した1月末のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップだ。

肘の炎症が収まらず、当初予定されていた手術日程が延期されていた。

朗報だったのは手術中に23歳のパーディーの肘に予期せぬ損傷が見つからなかったこと。回復のタイムラインを早めることができるかもしれない。

パーディーが6月中に投球を開始できれば、半年間の回復スケジュールのまま、2023年レギュラーシーズン開幕に近い時期に復帰できる可能性がある。

2022年NFLドラフト全体262位指名のパーディーはトレイ・ランスとジミー・ガロポロが負傷したあと、49ersの司令塔として一躍、台頭した。49ersはパーディーが先発した試合で7勝を挙げ、その中にはプレーオフの2試合も含まれている。

パーディーとランスのケガからの復帰を待つ49ersだが、ベテランクオーターバックを追加する可能性を踏まえて今オフシーズンも市場にとどまったままだ。

【C】