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バイキングスQBカズンズ、契約最終年を迎えるも契約延長のめど立たず

2023年03月13日(月) 11:21

ミネソタ・バイキングスのカーク・カズンズ【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

ミネソタ・バイキングスとクオーターバック(QB)カーク・カズンズは契約延長の交渉を行ってきたが、合意に至る兆しは見えていない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地12日(日)に伝えたところによると、現行契約の最終年を迎えようとしているカズンズの契約延長が実現するめどは立っていないという。

ガラフォロが指摘しているように、カズンズは3月23日(木)に2,000万ドル(約26億8,854万円)のロースターボーナスのうち1,500万ドル(約20億1,641万円)を受け取ることになっている(残りの500万ドル/約6億7,214万円は9月に支払われる予定)。その日はある意味でデッドラインとなっているものの、取引に向けた気運はほとんど高まっていないとガラフォロはつけ加えた。

日曜日の時点でサラリーキャップを740万ドル(約9億9,489万円)超過しているバイキングスはすでに、そうした状態から脱却するべく、長くチームに在籍していたワイドレシーバー(WR)アダム・シーレンおよびインサイドラインバッカー(ILB)エリック・ケンドリックスと離別している。

2022年に4度目のプロボウル選出を果たしたカズンズは来るシーズンに、前述のロースターボーナスとともに基本給1,000ドル(約13億4,427万円)を受け取る予定だ。

ちょうど1年ほど前、カズンズは1年の契約延長にサインした。カズンズはいつか、キャリアでなんと7度目の契約を結ぶことになる。しかし、キャリアの中でも特に好調なシーズンを終えたばかりにもかかわらず、それがすぐに実現することはないのかもしれない。

【RA】